「一辺倒」と「偏重」の違い・意味と使い方・由来や例文

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一辺倒は「特定の部分だけに傾いてしまうこと」。

いろいろな機会で使うことができる言葉ですが、明らかに偏りが生じていて、その偏りが問題であると言えるような場合に使っていく言葉と評価できるはずです。

偏重は「偏って一方ばかりを重んずること」。

双方に気を遣うのではなく、無意識に一方だけに気を遣ってしまうようなシーンで使っていく言葉です。

偏重に当たる状況は誰にでもありえます。

「一辺倒」の意味

一辺倒とは、特定の部分だけに傾いてしまうことです。

多くの場合において、特定の物事だけに集中してしまうような状況で使用していきます。

無意識のうちにそのようになってしまうことも多々あるので、一辺倒に関しては多くの人たちが知らずに経験している可能性もあるでしょう。

基本的には問題と言えるシーンにて使われる言葉です。

「偏重」の意味

偏重とは、偏って一方ばかりを重んずることです。

こちらも特定の部分に偏ってしまう状況を表しており、それ自体が問題であると言えるようなシーンでよく使われます。

したがって、一辺倒と意味の違いはあまりありません。

使用頻度の部分においても、そんなに違いはないので、区別することはかなり難しいと評価できると思われます。

「一辺倒」と「偏重」の用法や用例

「あいつは仕事一辺倒の人生を送っているように見える。

趣味とかにあまり時間を使わないし、それだけ仕事が生きがいに感じられるのかもしれないけどな。」

「知識偏重の教育が批判されたりしたけど、そもそも知識だろうが、そうじゃなかろうが、学校で学ぶことはほぼすべてが嫌々なんだから、何を学んでも意味ないと思うんだけどね。」

一辺倒と偏重は区別が非常に難しい

一辺倒と偏重はどちらも何かに偏る状況を表しており、しかもそれが問題視されるようなケースで使っていきます。

だから、これらの言葉は意味において違いはほぼないと評価できます。

また、使用頻度もそんなに変わらないので、日常生活の中で同じくらいの頻度で使っていく可能性が高く、そういった面でも区別はできない状況でしょう。

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