反撃は、「先に攻撃してきた相手に自分も攻撃すること」。
巻き返しは、「相手に負けそうになった時、相手以上に強い勢いで攻め返すこと」。
と「反対に巻いた帯などを元に戻すこと」。
反撃と巻き返しの共通点は、条件付きで相手を攻めることです。
その条件の違いは、相手が先に自分を攻撃した時と負けそうになった時、相手以上の強い勢いで攻め返すことです。
それらが、反撃と巻き返しの違いです。
「反撃」は、攻撃してきた相手に自分も攻撃すること
例えば、相手が先に船からミサイルを撃って攻撃してきた時、自分も何らかの手段で相手に攻撃をすることです。
逆に言えば、相手が攻撃をしてこない限り、自分からは攻撃をしないということです。
自分が攻撃をする場合は、必ず相手が先に攻撃をする必要があります。
自分が相手よりも先に攻撃をする場合は、「反撃」を使用できないです。
「巻き返し」は、自分が相手よりも強い勢いで攻め返すこと。
反対に巻いた帯などを元に戻すこと。
例えば、相撲を取って自分が土俵際まで追い詰められて負けそうになった時、相手の攻めよりも強い勢いで攻め返すことです。
自分が勝ちそうなときや引き分けには、「巻き返し」を使用できないです。
相手に負けそうになるが、相手以上の強い勢いで攻め返す場合に「巻き返し」を使用できます。
また、反対に巻いてしまった着物の帯などを元に戻す時に「巻き返し」を使用します。
「反撃」と「巻き返し」の使い分け
相手が先に自分を攻撃した時に自分が相手を攻撃する場合に「反撃」を使用します。
相手に負けそうになった時、相手以上に強い勢いで攻め返す力がある場合に「巻き返し」を使用します。
両者が使用する条件はそれぞれ決まっています。
また、全く別の意味で「巻き返し」を使用する場合があります。
それは、反対に巻いてしまった着物の帯などを元に戻すときです。
「反撃」と「巻き返し」の違いがはっきり説明できる理由
「反撃」と「巻き返し」の違いがはっきり説明できる理由は、使用できる条件が明確であるからです。
そして、それらの条件がかぶらないからです。
また、両者とも絶対にそれらの条件を満たさない限り使用できないからです。
相手に攻めるという点は共通しています。
だから、両者を混同して使用してしまう例もあります。
しかし、攻めるためにはそれぞれの条件を満たさないと両者は使用できないです。