しょっぴくは「無理やり連れていくこと、捕えて番所や警察などへ連行すること」。
どちらの意味でも使う言葉と言えるでしょう。
ただ、実際にこの表現を使用する人はあまりいませんが。
連れ去るは「相手を連れて、その場を離れること」。
特定の場所まで相手を連れて一緒に行くことを意味しています。
たいていの場合は相手の意思に反して行うことが多く、無理やりというニュアンスを含みます。
「しょっぴく」の意味
しょっぴくとは、無理やり連れていくこと、捕えて番所や警察などへ連行することです。
両方の意味で使うことができるため、それぞれをともに覚えておく必要があります。
無理やりという点は重要で、本人の意思に反してという点があるため、そういうシーンで使っていく言葉になります。
でも、使用頻度はそんなに高くはありません。
「連れ去る」の意味
連れ去るとは、相手を連れて、その場を離れることです。
誰かを連れて、特定の場所まで一緒に行くという意味になります。
しょっぴくと割と似た意味と言えるでしょう。
この連れ去るについても、相手の意思に反してという点はポイントと言えるでしょう。
しょっぴくと比べたら、こちらの方が使用頻度は高いと評価できると思われます。
「しょっぴく」と「連れ去る」の用法や用例
「万引き犯を店内で見つけたら、基本的には容赦しない姿勢でいるべきだ。
すぐにしょっぴく方法で構わない。
警察に身柄を引き渡すのがうちのやり方だ。」
「この辺りで幼い子供たちを連れ去る事件が最近頻発しているらしい。
したがって、不審者がいないかどうかのチェックを常にする必要があり、子供たちにも注意を呼び掛けるべきだ。」
しょっぴくと連れ去るは意味は似ている
しょっぴくと連れ去るに関しては、どちらも相手の意思に反してどこかに連れていくという意味になります。
しょっぴくの場合には警察に身柄を引き渡すという意味で使うことが多いですが、両者は意味が似ている言葉と言えます。
ただ、連れ去るに関しては、場合によっては犯罪にかかわる行為になるため、そこは知っておく必要があるでしょう。