ト音記号は「五線譜の左端に書かれているトの位置を表す記号のこと」。
「G音」と言い換えると分かりやすい。
へ音記号は「五線譜の左端に書かれているヘの位置を表す記号のことのこと」。
「F音」と言い換えると分かりやすい。
「ト音記号」は五線譜に必ず描かれている記号です、下から二番目の線がG音、つまりトを表すことから、「ト音記号」と呼ばれます。
同じくF音、つまりヘを表すことから「へ音記号」と言います。
他にもハ音記号などがあります。
「ト音記号」アルファベットの大文字Gをデザインしたもの
「ト音記号」はGつまりトの音・ト長調のドの位置を示しています。
渦巻がひねられたようなデザインはアルファベットの大文字Gをデフォルメしたものです。
つまりハ長調のソに当たる位置になります。
「ト音記号」は別名「バイオリン記号」とも言います。
バイオリンの演奏に適した音域や音譜になるのです。
普通の楽譜には必ず表記されています。
「へ音記号」はアルファベットの大文字Fをデザインしたもの
「へ音記号」はFつまりヘの音・ヘ長調のドの位置を示しています。
勾玉の様な形はアルファベットの大文字Fをデフォルメしてータものです。
つまりは長調のファに当たる位置になります。
「へ音記号」は別名「バリトン記号」や「バス記号」などと呼ばれます。
下から3番目の線から曲線が伸び、線の上と下にコンマを記して表しています。
「ト音記号」はメロディ音域用、「へ音記号」は低音域用
「ト音記号」はバイオリンの音域に使いますから、声楽的にはアルトの音域でメロディを表現するのに都合が良いのです。
「へ音記号」は」ピアノの楽譜に良く使われ、ト音記号の楽譜の下に並列的に表記され、ピアノの低音部を表すのに都合が良いのです。
演奏は左手が低音を担当しますから、へ音楽譜になり、右手がメロディなどを担当しますからト音楽譜になります。
「ト音記号」と「へ音記号」とは
「ト音記号」はト長調のド音、つまりハ長調のソ、「G」を示す記号です。
G をデザイン化した記号になります。
別名「バイオリン記号」とも言います。
「へ音記号」はヘ長調のド音、つまりハ長調のオクターブ下のファ、「F」を示す記号です。
F をデザイン化した記号になります。
別名「バリトン記号」と言い、低音領域を表記するものになります。