「歯ごたえ」と「口当たり」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

歯ごたえは「ものを噛んだときに一定の弾力を感じること」。

柔らかいものではなく、ある程度硬いものを噛んだときに感じるのが歯ごたえであり、多くの人たちは日常的にこの歯ごたえを感じています。

口当たりは「食べ物や飲み物を口の中に入れたときの感じる状況のこと」。

実際には口当たりがどうかという部分に関して、具体的に表現をしていきますから、ケースバイケースで言い方は異なります。

「歯ごたえ」の意味

歯ごたえとは、ものを噛んだときに一定の弾力を感じることです。

ある程度の硬さがあるようなものを食べたとき、噛んだときに感じるものであり、歯ごたえそれ自体は割といい意味で使われることが多いです。

歯ごたえを感じるものは日常的に食べている可能性が高いので、誰もが馴染みを感じやすい言葉と評価できるでしょう。

テレビなどではこの歯ごたえという言葉はよく使われています。

「口当たり」の意味

口当たりとは、食べ物や飲み物を口の中に入れたときの感じる状況のことです。

食べ物や飲み物を口に含んだときに、どういう感想を持ったかという点について表した言葉になります。

口当たりに関しては、食事などをしているときであれば常に使おうと思えば使える状況ではありますけど、実際に使用するシーンはそれほど多くありません。

「歯ごたえ」と「口当たり」の用法や用例

「この牛肉は非常に歯ごたえがある。

ただ、硬いというわけではなく、程よく弾力があるような感じなんだ。

だから、ストレスにもならないし、満足感を得ることも可能だ。」

「このスープは口当たりが非常にすっきりしているね。

味それ自体はそこまで濃くはないけど、ちょうどいいまろやかさがあって、非常に美味しいと思えるんだ。」

歯ごたえと口当たりはどちらも食事中に使用する言葉

歯ごたえと口当たりについては、どちらも食事をしているときに使う言葉と言えます。

したがって、それ以外では使いません。

ただ、歯ごたえについては食べ物を噛んだときの感触に関する言葉で、口当たりは食べ物や飲み物を口に入れたときの感触であり、それぞれは微妙に意味が違っています。

ここは特に理解しておくといいでしょう。

最新の記事はこちらから