「風上にも置けない」と「畜生道に堕ちる」の違い・意味と使い方・由来や例文

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風上にも置けないは「風上に臭いものを置くと、その臭いが漂ってしまう状況のこと」。

つまり、風上には酷いものを置いておくことができないと言え、そこから人間性などが酷い人を指して使われるようになりました。

畜生道に堕ちるは「倫理的に酷い行為をする人のこと」。

人道から外れた行為をする人という意味になり、意味は風上にも置けないと似たようなものとなります。

「風上にも置けない」の意味

風上にも置けないとは、風上に臭いものを置くと、その臭いが漂ってしまう状況のことです。

本来はこういう意味ですけど、実際に使われるときには人間性があまりにも酷い人を指す言葉です。

本来の意味で使われることはほぼなく、こちらの意味を特に覚えておく必要があるでしょう。

言葉自体はそれなりに有名であり、見聞きする機会は十分に考えられます。

「畜生道に堕ちる」の意味

畜生道に堕ちるとは、倫理的に酷い行為をする人のことです。

一般的な感覚で、倫理的によくないと言える行為をするような状況を指して使います。

特定の人を批判する意図で使うので、意味としては風上にも置けないとかなり近いでしょう。

でも、この畜生道に堕ちるについては言葉自体の知名度は低いので、日常生活ではほとんど聞かないと思われます。

「風上にも置けない」と「畜生道に堕ちる」の用法や用例

「世の中にはここまで酷いことをする人がいるんだと思った。

風上にも置けないとは、本当にこのことだと思ったよ。

人間というのは本当に残酷な一面を持っているものだ。」

「倫理的に言えば、絶対に許容できない行為があるはずだが、そういった行為を実際にやる人間もいるんだよ。

まさに畜生道に堕ちたという言い方が適切なんじゃないか。」

風上にも置けないと畜生道に堕ちるは知名度に大きな違いがある

風上にも置けないと畜生道に堕ちるはともに常識的に考えて、あまりにも酷い行為をする人を批判する意味の言葉です。

意味は基本的にほぼ同じですけど、両者は使用頻度の点で違いがあります。

風上にも置けないの方がかなり有名であり、畜生道に堕ちるはほとんど知られていないと思われる言葉なので、そこは知っておく必要があります。

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