「カッパ」と「河童」の違い・意味と使い方・由来や例文

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カッパは「フード付きのレンイコートのこと」。

「レインコート」と言い換えると分かりやすい。

河童は「川に生息すると言われる想像上の動物のこと」。

「妖怪」と言い換えると分かりやすい。

「カッパ」は「合羽」と書き、江戸時代にポルトガルから伝来した衣服のことです。

マントの様に身にまとうものですが、雨具としても使われました。

「河童」は妖怪のことです。

「カッパ」はマント

「カッパ」はマントの様に身に着ける衣服としてポルトガルやオランダなどから伝えられたものです。

「合羽」と書きますが当て字になり、外来語として定着したものです。

雨合羽は雨を凌ぐものとしてカッパを雨具として使ったもので、現代のフード付きレインコートのことを指します。

股旅ものの道中合羽も同じ系統になります。

明治の学生が使っていたマントも同じです。

「河童」は妖怪のこと

「河童」は「かわわらべ」から「かっぱ」になったものです。

川に生息している日本の妖怪のことで、一説には川遊びで深みに溺れやすい子供に注意をするためと言われています。

気を付けなければ河童にさらわれると脅かしていたと考えられます。

日本全国に河童伝説は存在し様々なことが伝えられています。

芥川龍之介の河童、水木しげるの河童などの作品があります。

「カッパ」と「河童」は同音異義語

「カッパ」と「河童」は言葉が同じになり、どちらも日本語として定着したもののため、「カッパ」のことを言っても「河童」を連想し「河童」のことを言っても「カッパ」をすぐ連想してしまいます。

「カッパ」はポルトガルから来た外来語なのですが、江戸時代から親しまれていて珍しい西洋マントや道中合羽として使われてきました。

「カッパ」と「河童」とは

「カッパ」は現代ではレインコートのことを言います。

フードが付いたもので腕を通す大き目のプラスチック雨具のことです。

江戸時代にポルトガルから伝来したマントが「合羽」となり、信長も着用したもので、股旅の道中合羽などに変化しました。

明治の学生も使っていた「合羽」は現代ではレインコートとして定着しています。

「河童」は同音異義語で日本の妖怪の一つです。

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