終点は「道路や鉄道の駅の最後の部分のこと」。
道路や鉄道の駅の終わりの部分に相当する言葉であり、それ以上先に進むことができない地点を表していると言えます。
終着駅は「鉄道における特定の路線の最後の駅のこと」。
その駅より先がルートとして存在しないケースで使っていきます。
進行方向における最後の駅なので、向きが変われば終着駅も変化することになります。
「終点」の意味
終点とは、道路や鉄道の駅の最後の部分のことです。
道路や鉄道の駅において使うという点がポイントです。
基本的にはそこで終わりという状況であり、行き止まりのような光景になります。
終点という言葉は日常会話で一般的に使われる表現なので、誰もが聞いたことがあるでしょうし、使ったことがあると言える言葉になると思われます。
「終着駅」の意味
終着駅とは、鉄道における特定の路線の最後の駅のことです。
つまり、終点と同じような意味と言えます。
ただ、終着駅は主に鉄道にしか使えない言葉ですから、そこは知っておく必要があるでしょう。
終着駅は1つの路線に2つ存在する状況と言えます。
したがって、進行方向が変化すると、終着駅も変化すると評価できるわけです。
「終点」と「終着駅」の用法や用例
「俺の家は電車の終点にあるから、寝てしまっても安心だ。
終点に着いたのに気づかないときには、車掌さんが起こしてくれるだろうから。
安心して眠ることができる。」
「この路線は非常に長い。
かなり多くの駅を通過することになるから、まだまだ終着駅までは時間がかかりそうだ。
目的地に着くまで何をして過ごせばいいのだろうか。」
終点と終着駅は同じ意味として使うことができる
終点と終着駅に関しては、意味は全く同じではありません。
しかし、どちらも鉄道における最後の駅という意味があるので、そういった部分では共通と評価できるのです。
だから、両者は同じような場面で使用できる言葉になります。
でも、どちらかと言えば終点という言葉の方がメジャーであり、終着駅という表現はそこまで使われません。