よっぽどは「数量などに関して、非常に多い状況であること」。
多くの人たちにとって驚くほどであるという意味があり、それくらいに何らかの数量が多いと言えるシーンで使っていく言葉です。
あまりにもは「限度を超えている状況のこと」。
客観的に見て、想像以上の状況である、限度を超えてしまっていると言えるケースで使っていきます。
呆れたような感情が込められている言葉と言えます。
「よっぽど」の意味
よっぽどとは、数量などに関して、非常に多い状況であることです。
数量などが多くの人たちの感覚において多いと感じられるような場面で使っていきますが、実際にそういう状況に遭遇していなくても、そうであると予測して使うケースも多々あります。
日常生活の中でそれなりに見聞きしやすい言葉と言える可能性があるでしょう。
「あまりにも」の意味
あまりにもとは、限度を超えている状況のことです。
限度を超えていると感じられれば、こういった言葉を実際に使用していきます。
そして、あまりにもを使うときには、その限度の越え方が酷いと感じるようなケースが多く、その光景に対して批判的な意味合いを込めて使われることが多いです。
こちらも割とよく耳にする言葉と言えるでしょう。
「よっぽど」と「あまりにも」の用法や用例
「あいつは昨日遅くまで残業していたようだが、今日は出社時からすごい疲れている雰囲気だな。
よっぽど長い時間残業していたのだろうか。」
「お前、一体どれだけ遅刻したら気が済むんだ。
月に1回や2回程度ならともかく、半分以上が遅刻じゃないか。
どうしたらこんなに遅刻できるんだ。
これは擁護できないほどにあまりにも酷い状況だぞ。」
よっぽどとあまりにもはともに酷い状況を表す言葉
よっぽどとあまりにもはともにあまりにも酷い惨状を表す言葉と評価できます。
両者ともに何らかの酷い状況があったときに使いますが、よっぽどに関してはその状況を実際に見ていなくても、そうだったのではないかという予測で使うこともあり、そこは割と特徴的と言えるでしょう。
また、どちらも割と有名な言葉で、頻繁に見聞きしやすいです。