「ちょろい」と「手ぬるい」の違い・意味と使い方・由来や例文

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ちょろいは「扱うのが非常に容易で、御しやすいこと」。

特定の人間などを意のままにコントロールしやすいなどの意味で使われることが多いです。

希望の状況を実現させることに対して、手間がかからないという意味が込められています。

手ぬるいは「厳しさが感じられない状況のこと」。

言ってしまえば、簡単であるといった意味であり、扱い方が厳しくないといったケースで使うことが多いです。

「ちょろい」の意味

ちょろいとは、扱うのが非常に容易で、御しやすいことです。

特定の人物を扱うのが非常に簡単であり、自分の望んだ通りにコントロールすることがしやすい状況を指しています。

それ以外でも物事がとても簡単に感じる、全く厳しくないと言えるシーンでも使うことがあります。

要するに何らかの難易度が低いと言えるケースで使う言葉なのです。

「手ぬるい」の意味

手ぬるいとは、厳しさが感じられない状況のことです。

こちらは特定の人物に対する扱い方が厳しくない、つまり寛大な扱い方をしているという意味があるのです。

ただ、この手ぬるいに関しても、何らかの物事の難易度が低いと言えるシーンで使っていくことがありますから、結局はちょろいと同じような意味と解釈できる面もあります。

「ちょろい」と「手ぬるい」の用法や用例

「こいつはちょっと褒めれば、すぐに機嫌を直してくれる。

そして、こっちの言いなりになってくれる。

非常に御しやすい性格で、ちょろいもんだなと思えてくるよ。」

「このゲームは俺にとっては非常に手ぬるい。

もっとやり応えがあるものかと思ったけど、そうでもなかった。

ここまで数多くのゲームをやってきたがゆえに、こういう作品では満足できないんだな。」

ちょろいと手ぬるいは同じような意味で使える

ちょろいは人を御しやすい、思うままにコントロールしやすい場面で使いますが、手ぬるいは扱い方が厳しくない、寛大な扱いをしているという場面で使っていきます。

したがって、本来の意味はそれぞれ異なっているものの、実際には両方とも物事の難易度が低いと感じるようなシーンで使用できるので、そこは覚えておくと良いでしょう。

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