持参は「必要となるものを持って行く、持って来ること」。
普通に日常生活の中で頻繁に使用する言葉であり、誰もが使ったことがある言葉と言えるでしょう。
何かを持って行く、持って来るときであれば、毎回使用できます。
携行は「何かを携えて、どこかに行くこと」。
特定のものを持って、どこかに行くという意味なので、持参とかなり近い意味と言えるでしょう。
ただ、行くときだけで、来るときには使いません。
「持参」の意味
持参とは、必要となるものを持って行く、持って来ることです。
何かの目的において必要となるものを持って行く、持って来るというケースで使うので、いろいろな場面で使用できる言葉と言えます。
持参という言葉はかなりメジャーであり、誰もが聞いたことがある言葉と言えるため、実際にいろいろな機会で使用している人は多くいると思われます。
「携行」の意味
携行とは、何かを携えて、どこかに行くことです。
特定の何かを持ったうえで、特定の場所に向かうようなシーンで使っていきます。
意味としては、持参とかなり似ているものの、持って来る場合にはほぼ使わないので、そこは覚えておきましょう。
そして、携行については、持参と比べると知名度が落ちるので、そういった点は知っておくべきです。
「持参」と「携行」の用法や用例
「今日は入試の日だから、絶対に受験票を持参しないといけない。
これを忘れたら、今までの勉強の日々がすべてパーだから。
受験票は特に念入りにチェックしておこう。」
「今日は非常に暑そうだな。
こういう日に日射病とかになるんだから、水分をたくさん携行していこう。
そういった準備をしておいた方がいざというときも安心だろうし。」
持参と携行は知名度の面で違いがある
持参と携行に関しては、知名度の面で大きな違いが存在しています。
持参と傾向の意味については、そこまで大きな違いはありませんけど、使用頻度の面で異なった点が確認できるでしょう。
持参は非常に有名な言葉で、誰もが知っていると言えるはずですが、携行についてはあまり使われないため、知らない人もそこそこいると思われます。