「でしゃばり」と「出たがり」の違い・意味と使い方・由来や例文

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でしゃばりは「余計なことをすること」。

余計なことをした結果、何らかの失敗をした、悪い状況をもたらしたと言えるケースで使っていきます。

出たがりは「自分から人目につく場所に出ていきたがる人のこと」。

積極的に人が多くいるところに出ていくようなシーンで使っていく言葉です。

目立ちたがりと意味はかなり似ていると評価できるでしょう。

「でしゃばり」の意味

でしゃばりとは、余計なことをすることです。

実際は余計なことをした結果、何らかの悪い状況をもたらすようなケースで使っていきます。

そういったことをした人に対して使うので、かなり批判的な意味を込めた言葉と言えるでしょう。

あえてやる必要がない、やらなくてもいい行為をした結果、他者に迷惑をかけるような光景が特に目立ちます。

「出たがり」の意味

出たがりとは、自分から人目につく場所に出ていきたがる人のことです。

自分という存在を他の人たちに見てもらいたいと思っている、多くの人たちに知ってもらいたいと思っている、そんなシーンで使っていくので、目立ちたがり屋という言い方が可能な言葉になります。

出たがりに関しては、それ自体が問題を起こすとは言い難いです。

「でしゃばり」と「出たがり」の用法や用例

「でしゃばりな人がいると、結果的に状況が悪くなることがあるんだ。

だから、そういう人間は自分の行動がどんな状況を引き起こすのか、しっかりと予測してもらいたいね。」

「出たがりな人の場合、自分がいかに目立つかということを考える。

したがって、自分が目立つためならば、どんなことでもする傾向にあると言えるだろう。」

でしゃばりと出たがりは意味が異なっている

でしゃばりと出たがりは言葉はやや似ている印象かもしれませんが、実際の意味は異なっている状況です。

でしゃばりはやらなくてもいいことをあえてやって、結果的に状況を悪化させるケースで使います。

しかし、出たがりは自分が目立つように画策するという意味なので、それぞれは明らかに使用するシーンにおいて異なった面が確認できます。

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