「アンサンブル」と「セッション」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

アンサンブルは「合唱や合奏のこと」。

「集団演奏」と言い換えると分かりやすい。

セッションは「ジャズで複数の演奏家が即興演奏をすること」。

「即興演奏」と言い換えると分かりやすい。

「アンサンブル」は「共に」と言う意味のあるフランス語で、音楽やファッションで使われる言葉です。

「セッション」はジャズ用語で、複数の人が即興で演奏をすることです。

または、会議のことやコンピュータの一連の操作のことを言います。

「アンサンブル」は「共に」と言う事

「アンサンブル」とは、音楽用語では複数の演奏家が合唱することや合奏することを意味します。

例えば、ピアノ三重奏や弦楽四重奏、金管アンサンブルなどのことや合唱、重奏のことも言います。

ファッション用語では、組み合わせを前提にした衣服のことを言い、例えばスカートとブラウスの組み合わせやワンピースとジャケットなどを言います。

「セッション」は複数の即興演奏のこと

「セッション」はジャズにおいては、複数の演奏家が集まり各自即興演奏を披露することを言います。

それを「ジャムセッション」と呼んで「ジャム」の甘さから、「甘い感じの演奏」と言う事で使われています。

また、「会議」「一区切り」と言う意味もあり、他にはコンピュータ用語で「通信の開始から終了まで」の意味でも使われています。

「アンサンブル」と「セッション」は音楽では共通する

「アンサンブル」は合奏の意味があり、「セッション」も合同即興演奏のことですから、どちらにも「共に」演奏する意味があります。

しかし、「アンサンブル」はクラシックで使い、「セッション」はジャズでしか使いません。

他の意味はそれぞれの言葉で異なり、ファッションや会議、コンピュータなどの分野の用語になるのです。

「アンサンブル」と「セッション」とは

「アンサンブル」は、共に合奏することや合唱・重唱をすることです。

また、組み合わせ前提の衣服のことも言い、全く使い方がことなります。

「セッション」はジャズ用語としては「即興演奏」と言う事で、複数のジャズ演奏家が集まり行なうもので「ジャムセッシュン」と言います。

また、別の意味で「会議・授業」などの意味になり、一区切りと言う意味があります。

コンピュータ用語では「一連の操作・一区切り」と言う意味で使われています。

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