へろへろは「ものや人に関して張りや強度が感じられない状況のこと」。
よくあるシーンとしては、あまりにも疲れすぎた結果、立っていることすらままならない人に対して使うことが多いです。
へなへなは「張りや手応えがない状態のこと」。
基本的にはものに対して使っていくことが多い言葉です。
張りがないので、力が感じられないという意味になります。
状態としてはへろへろに似ているでしょう。
「へろへろ」の意味
へろへろとは、ものや人に関して張りや強度が感じられない状況のことです。
張りや強度がない状態を表しているので、すぐにしおれてしまう、倒れてしまうなどの状況が想像できるケースで使っていきます。
ものや人に対して使用できるので、かなり幅広く使える言葉と評価できます。
実際にへろへろと表現できるような機会は割と多くあると言えます。
「へなへな」の意味
へなへなとは、張りや手応えがない状態のことです。
こちらはものに対して使用することが多いので、人に対してはあまり使わないと言えるでしょう。
したがって、そこはへろへろとの大きな違いになる可能性があります。
でも、へなへなに関しては日常生活ではほとんど使われません。
馴染みを感じられる人はほぼいないと言えるはずです。
「へろへろ」と「へなへな」の用法や用例
「今日はあまりにも疲れすぎて、へろへろな状態で帰ってきた。
すぐにでも倒れそうな状況で、家までたどり着くのも非常に大変だったと言えるだろう。
今日はずっと寝ていたい気分だ。」
「この食材は見た目がへなへなな感じで、あまり美味しそうに見えないんだよな。
もう少し張りがあるような見た目をしていれば、食欲も増すのかもしれないが。」
へろへろとへなへなは見た目において貧弱さが見える状況
へろへろとへなへなに関しては、意味はやや似ています。
どちらも見た目において貧弱な面が見えるようなシーンで使っていくのです。
したがって、共通点がある状況と言えるでしょう。
ただ、へろへろはものや人に対して使っていくものの、へなへなはものに対してのみ使用することが多いので、そこに違いがあると評価できるのです。