バレるは「秘密にしていた特定の内容が公のものになってしまうこと」。
要するに秘密が多くの人たちに知られてしまうという状況を表しています。
若い人が好んで使う表現と言えるでしょう。
暴かれるは「他人に知られたくない秘密が公のものとなってしまうこと」。
秘密にしておきたかったものが明らかになってしまうという意味で、これは誰かの仕業によって行われることになります。
「バレる」の意味
バレるとは、秘密にしていた特定の内容が公のものになってしまうことです。
人に内緒にしていた事実が何らかの出来事により発覚してしまう状況を指しています。
そういう結果になってしまった理由はその都度違いますが、内緒にしていた事実が多くの人たちに知られてしまう状況は共通なので、そういった部分が特に重要と言えるわけです。
「暴かれる」の意味
暴かれるとは、他人に知られたくない秘密が公のものとなってしまうことです。
内緒にしていたものが多くの人たちに知られてしまうという意味では、バレると同じ意味と言えます。
しかし、暴かれるは他人の仕業によってそういう事態になるケースを指しているので、秘密が明らかになってしまった理由は固定されていると言えるのでしょう。
「バレる」と「暴かれる」の用法や用例
「ずっと秘密にしてきた事実なんだけど、ついみんなの前で口走ってしまって、その結果バレてしまった。
何のために今までずっと内緒にしてきたのか分からないな。」
「ある政治家の汚職がついに暴かれた。
いろいろな新聞やテレビで報じられており、結果的に多くの国民がその事実を知ることになったのだ。
本人はずっと大丈夫と思っていたのかね。」
バレると暴かれるはそのきっかけが異なる
バレると暴かれるに関しては、どちらも特定の内緒にしてきた事実が公のものとなる状況を指しています。
ただ、バレるが自身の行動がきっかけで発覚する可能性もありますけど、暴かれるは他人の行動によって発覚する際に使います。
したがって、両者は事実が明らかになるときのきっかけに違いがあるので、そこで見分けていきましょう。