しつこいは「うるさくつきまとうこと」。
人間の対応に対して使うことが多い言葉で、特定の人に対して何度もつきまとい、うるさいと感じさせるようなケースで使っていく言葉と言えます。
ねちっこいは「ねちねちしていて執拗であること」。
意味としてはしつこいにかなり近い状況を表しています。
ただ、ねちっこいという表現を使用する機会はあまり多くなく、どちらかと言えば若者に限られます。
「しつこい」の意味
しつこいとは、うるさくつきまとうことです。
自分の周りをうろうろしたり、頻繁に話しかけたりなど、いろいろな行為を含んでいる言葉です。
特定の人物が自分に対して異常にかかわってこようとする状況で使用します。
しつこいという言葉は一般的な日常の中で普通に使う言葉であり、誰もが無意識のうちに使用した経験があるでしょう。
「ねちっこい」の意味
ねちっこいとは、ねちねちしていて執拗であることです。
執拗に自分に対して何かをしてくるようなシーンで使っていきます。
意味はしつこいに似ています。
しかし、ねちっこいという言葉は一部の人しか使わない傾向にあります。
普通の会話の中で出てくる言葉とは言い難く、どちらかと言えば若い人が使用していく言葉と評価できます。
「しつこい」と「ねちっこい」の用法や用例
「同じクラスの男子が何度もデートに誘ってくるんだよね。
こっちはその度に断っているんだけど、相手は諦めないでしつこいからさ。
どうしようか迷っているんだよ。」
「あの人は本当にねちっこい人だな。
俺が過去にやったミスをいまだに覚えていて、事あるごとにその話をしてくるんだ。
嫌がらせをしているとしか思えないんだよ。」
しつこいとねちっこいは意味はほぼ同じ
しつこいとねちっこいに関しては意味はほぼ同じと言えるでしょう。
したがって、違いはそこまでありません。
でも、しつこいと比べるとねちっこいという言葉を使う機会は限られます。
というか、一部の人しか使わないものであり、若者以外には馴染みはあまりないかもしれません。
そういった部分は覚えておくと良いと思われます。