「一派」と「一味」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

一派は「同じ考え・芸・技を持った集団のこと」。

「流派」と言い換えると分かりやすい。

一味は「同じ企みを持った集団のこと」。

「盗人集団」と言い換えると分かりやすい。

一派は本家から枝分かれした集団のことです、何々流と名乗るものを言います。

一味は同じ目的の集団で仏教用語でしたが、現在は悪事・犯罪をする仲間のことです。

「一派」は枝分かれ集団のこと

「一派」は学術では「学派」と言い、芸事の世界では「流派」と言います。

武道でも技が異なれば「流派」を問われます。

宗教では「宗派」と言います。

それぞれ同じ行動をとる集団を「一派」と読んでいます。

「ケンブリッジ学派」などの学問、「花柳流」「金春流」などの宗家、「真言宗」「禅宗」などの宗派をから分かれた系統を「一派」と言います。

「一味」は悪の集団

「一味」は窃盗団、密輸、麻薬、詐欺など犯罪をする集団・仲間のことです。

ボスがいて手下がいる構造になっていますが、もっと複雑化している集団もあります。

上部がどうなっているのか判然としていない集団は暴力団やマフィアが絡んでいることもあります。

昔の時代劇に出てくる強盗一味は、頭目と子分の単純な組織でした。

現在は複雑化しています。

「一派」も「一味」も小集団

「一派」や「一味」が大集団では意味がありません。

同じ志の仲間として小さくまとまっているから良いのです。

ただ、一人ではなかなか言うことはありません。

剣術では例えば「一刀流」の使い手と個人を言いますが、「一刀流」は集団なのです。

本家の大集団から別れた組織は、纏まって一つの名前を名乗ります。

それが「一派」と言うことです。

「一派」と「一味」とは

「一派」は良い意味での小集団のことです。

芸事、学問、武道、宗教などにおいて、本流から枝分かれした流れを「一派」と言うのです。

「一味」は悪い意味の小集団のことです。

犯罪をもっぱら行う反社会勢力のことです。

「一派ひとからげ」「一派をなす」「新しい流れは一派として形成された」「詐欺集団の一味は一網打尽に逮捕された」などと使います。

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