「言いなり」と「言われるがまま」の違い・意味と使い方・由来や例文

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言いなりは「主体性が全く感じられず、相手の言う通りに常に行動する状態のこと」。

何らかの命令に対して逆らう雰囲気を感じられない状況で使っていきます。

脅迫されていたり、恐怖によって支配されているケースを含みます。

言われるがままは「相手の言う通りに行動すること」。

言いなりとほぼ同じ意味の言葉であり、状況としては差がないと言えるでしょう。

「言いなり」の意味

言いなりとは、主体性が全く感じられず、相手の言う通りに常に行動する状態のことです。

相手の言うことを聞く従順な存在という言い方もできますけど、自分の意志を持つことができない存在という言い方もできるので、一般的には言いなりは悪い意味で使用される言葉です。

イメージ的にもよくないという印象を持つ人が多いでしょう。

「言われるがまま」の意味

言われるがままとは、相手の言う通りに行動することです。

相手の命令に背くことなく、その通りに動くような状況を表しているので、言いなりとほとんど差はありません。

そして、言われるがままについてもイメージ的にはよくないため、基本的には悪い意味で使用される言葉となっています。

そこは覚えておくと良いと思われます。

「言いなり」と「言われるがまま」の用法や用例

「命令する人物がとんでもない権力者だと、さすがに言いなりになるしかないよな。

命令に背いたら何をされるか分からないから。

だから、常に従順な存在でいるしかないんだよ。」

「あの人は上司に言われるがまま仕事をしているだけで、傍から見ると都合のいいように利用されている感じだな。

反抗する力がない、気弱な性格みたいだしな。」

言いなりと言われるがままは同じ状況を表している

言いなりと言われるがままはどちらも自分の意志を持つことがなく、相手の言う通りに動くような状況を指している言葉です。

したがって、見た目だけで言えば同じ意味の言葉と評価できるはずです。

実際、これらはともに同じような場面で使用できる言葉と評価できますから、そこに関しては特に覚えておくと良いと言えるでしょう。

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