「背伸びをする」と「見栄を張る」の違い・意味と使い方・由来や例文

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背伸びをするは「外見などを偽ること、自分の実力以上の状況に見せかけること」。

単純に背筋を伸ばすという意味で使われることもあるものの、自分を偽って良く見せるという意味で使用されるケースが多いです。

見栄を張るは「自分の見た目などを良く見せる、飾る状況のこと」。

背伸びをするに近いですけど、実力以上という要素はないので、そこが違いと言えるでしょう。

「背伸びをする」の意味

背伸びをするとは、外見などを偽ること、自分の実力以上の状況に見せかけることです。

外見などを偽るという意味ですけど、自分の実力以上の状況に見せるという意味で使用していきます。

例えば、中流階級なのに金持ちのような装いに見せるような状況が当てはまります。

そういった状況で背伸びをするという言葉を使うことが多いです。

「見栄を張る」の意味

見栄を張るとは、自分の見た目などを良く見せる、飾る状況のことです。

自分を良く見せる、偽るといった意味があるので、見栄を張るに関しては背伸びをするにかなり近い意味の言葉と評価できるでしょう。

ただ、自分の実力以上という要素は含まれていないので、単に自分を良く見せようとする行為に対して使っていく言葉と言えます。

「背伸びをする」と「見栄を張る」の用法や用例

「一般人にはあんな高級車乗れるわけないと思っていたけど、ちょっと背伸びをすると乗れるかもしれないと思ってきたんだよな。

ローンを組んで、中古を買えばなんとかなるかもしれない。」

「見栄を張る癖がついていると、どうもお金を使いすぎてしまう。

どうしても自分を良く見せたいという思いが強いから、それが浪費につながってしまうんだよな。」

背伸びをすると見栄を張るはほぼ同じ意味で使用される

背伸びをするは背筋を伸ばすといった意味もありますけど、そういう使われ方はあまりしません。

自分を実力以上に良く見せようとする際に使われる言葉であり、それは見栄を張るという言葉とほぼ同じ意味です。

しかし、見栄を張るは自分の実力を超えてという部分はなく、単純に見栄えを良くしようとする行為そのものを指しているので、そこは注意です。

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