滅多には「非常に頻度が低いこと」。
基本的に否定の形で使うことになります。
滅多には頻度が非常に低いということで、何らかの出来事などがごくまれにしか起きないという言い方になります。
たまには「特定の物事がわずかな確率で起きること」。
こちらは否定の形では使用しません。
したがって、そこは注意点と言えます。
ただ、ごくまれにしか起きないという点は共通していると言えるでしょう。
「滅多に」の意味
滅多にとは、非常に頻度が低いことです。
基本的には否定の形で使用していく言葉なので、そこは頭に入れておく必要があるでしょう。
具体的な確率は不明ですけど、特定の出来事がごくまれにしか起きない、本当にわずかな機会でしか目撃しないという意味で使っていきます。
滅多にという言葉は割と使うもので、日常生活の中で自然に飛び出してくるものでしょう。
「たまに」の意味
たまにとは、特定の物事がわずかな確率で起きることです。
こちらも具体的な確率は不明ながら、特定の出来事がごくまれにしか起きないという意味で使用します。
しかし、たまにの場合には否定の形では利用せず、そのままの文章でこういった意味を表すことができます。
たまにに関しても日常生活でよく使うので、意味を正確に理解してほしいです。
「滅多に」と「たまに」の違い
「東京に住んでいると、大雪に見舞われることは滅多にないな。
北海道とかは毎年の恒例なんだろうけど。
同じ国でも住んでいる場所が違うだけで、こうも気候に差が生まれるのか。」
「俺はたまに寝過ごしてしまうことがあるんだ。
そのせいで会社に遅刻してしまったことも過去に何度かある。
頻繁に起きるわけではないけど、できるだけ減らさないとな。」
滅多にとたまには使い方の違いがある
滅多にとたまにに関しては、意味はそこまで変わりません。
どちらも特定の出来事がごくまれにしか起きないという状況を示す言葉ですから。
でも、滅多には文章全体を否定の形で使用していくのに対して、たまにはそういった形にはならないので、そこに大きな違いがあるのです。
意味の違いは特にないものの、使い方の部分では差が存在するということです。