雑食は「肉類、野菜などに関係なく、いろいろなものを食べること」。
特に好き嫌いがなく、ほぼなんでも食べるような習性を持った動物に対して使います。
悪食は「通常であれば食べないようなものを食べること」。
これは人間に対して使うことが多く、悪い意味で使用されます。
なんでも食べるという意味では雑食に近いですが、雑食は動物に使うことが多いです。
「雑食」の意味
雑食とは、肉類、野菜などに関係なく、いろいろなものを食べることです。
人間以外の動物に使うことが多い言葉です。
動物の中には肉食もいれば、草食もいますが、人間のようにいろいろなものを食べる雑食の動物もいるので、そういった存在に対してよく使う言葉です。
ただ、一般的には肉類と草などをともに食べる動物という意味で使われやすいです。
「悪食」の意味
悪食とは、通常であれば食べないようなものを食べることです。
通常であれば食べ物として認識されないようなものを食べるケースで使います。
基本的には悪い意味で使用されるので、そこは注意点でしょう。
また、悪食は人間に対してよく使われる言葉となっているのです。
傍から見れば、何でそんなものを食べるのかと思えるものを食べている人に使うのです。
「雑食」と「悪食」の用法や用例
「動物の中にはいろいろな食事の傾向を見出すことができる。
肉食もいれば、草食もいるし、それとは別に雑食もいるんだ。
雑食は人間に近い食事の仕方と言えるだろう。」
「世の中には悪食の人がいるけど、本当に何でそんなものを食べられるのかと思えてしまうんだよね。
本人は美味しいと思っているのか、そこがすごい気になってくる。」
雑食と悪食はいろいろなものを食べること
雑食も悪食もいろいろなものを食べるという意味で使う言葉です。
ただ、雑食は人間以外の動物に対してよく使いますし、一応人間から見て食べ物と思えるものを食べる存在に対して使用します。
しかし、悪食は人間に対してよく使う言葉で、人間から見て食べ物に思えないものを食べる存在に対して使うので、そういった部分で違いがあるのです。