不定期は「定期的ではないこと、不規則な周期で何かが実施されること」。
決まったタイミングで何かを実施する状況ではないとき、タイミングが不規則になっている状況を不定期と表現します。
抜き打ちは「刀を抜くと同時に相手を切りつけること、予告をしないで行うこと」。
基本的には後者の意味の方が有名です。
予告がないということで、いつ実施されるか分からない状況を指しています。
「不定期」の意味
不定期とは、定期的ではないこと、不規則な周期で何かが実施されることです。
特定の周期で何かを実施することを定期的と言ったりしますが、その反対の意味の言葉が不定期になります。
不定期という言葉はそれなりにメジャーで、割と耳にするので、馴染みを感じる人もそれなりにいるのではないか?と思われます。
日常生活で定期的に見聞きする言葉です。
「抜き打ち」の意味
抜き打ちとは、刀を抜くと同時に相手を切りつけること、予告をしないで行うことです。
前者の意味ではほとんど使われません。
抜き打ちが使用されるシーンというのは、基本的には後者のような場面であり、予告もしないで何かを実施するようなときが顕著です。
たいていは抜き打ちのテストや検査などで使われることが多いでしょう。
「不定期」と「抜き打ち」の用法や用例
「このお店は不定期でセールを開催するんだ。
いつ開催するか分からないから、実際にお店に行ってみないと分からない。
だから、毎回ドキドキしながら向かうことになるのよね。」
「検査というのは抜き打ちでやるから意味がある。
あらかじめ予告をしてしまったら、検査のときだけ対策してくるような人間ばかりになるだろうからな。」
不定期と抜き打ちは同じような状況を指している
不定期は定期的ではないという意味ですけど、抜き打ちも予告をしないという意味ではありますが、結局は不規則な周期で何かを行うことなので、不定期と同じような意味になります。
不定期は予告をする場合はあるので、そこは抜き打ちとの違いになりますけど、抜き打ちは定期的に何かを行うとは限らない以上、実態としては不定期と同じような意味の言葉と言えます。