作用は「ものにある力が加わること」。
「力」と言い換えると分かりやすい。
反作用は「ものに作用が働くと反対側に同じ作用の力が働くこと」。
「逆力」と言い換えると分かりやすい。
作用反作用の作用は、ものに加わる力や影響のことを言います。
物理学では運動の「第三法則」のことです。
分かり易く言えば「二つのものが衝突すると反対の力が生じる」ということです。
「作用」は力・影響
「作用」はあるものや事柄に力や影響・効果が及ぶことです。
何かをすることでもあり、「ものを持ち上げる」「バットで玉を打つ」「ものを動かす」「釘をハンマーで叩く」などは力を加えることです。
また、「薬を飲む」は体に与える影響・効果と言えます。
ニュートン力学では「引力、斥力=反発力」のことを言います。
打つ・叩くは「引力方向の力」、持ち上げるは「斥力方向の力」が加わることです。
「反作用」は逆力
「反作用」は反対の力や影響・効果のことです。
「バットで玉を打つと玉に加わる力と同じ力がバットに掛かっている」ということを言います。
「釘に掛かる力と同じ力がハンマーに掛かる」「ものを動かすと手にも同じだけ力が掛かる」ということです。
「ものが衝突すれば同じ力が双方に掛かる」のです。
いわゆる「作用・反作用の原則」です。
「薬を服用すれば副作用が懸念される」も同じです。
「作用・反作用」は基本原理
「作用・反作用」はすべてのものに起きていることです。
何をするにしても、力や影響・効果はその反対が起きると思えば良いのです。
「何かに当たれば痛い」「磁石が引き合う・反発する」「通勤電車で移動する」「車に乗る」「地球が公転する」など何でも良いのですが、すべての出来事には「作用・反作用」が働いているのです。
「引力・斥力」と言い換えることも出来ます。
「作用」と「反作用」とは
「作用」は何かをすること、「反作用」はその結果、反対のことが起きることです。
「何かに当たり痛い」は「何かに力が掛かったこと」と「体が痛いこと」が同じなのです。
「バットとボールは同じ力が掛かっている」ということです。
「地球の公転」は「太陽が引きつける力」と「離れようとする力」が同じで釣り合っていることです。