「みすみす」と「むざむざ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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みすみすは「目の前にいながら、成す術がない状況のこと」。

何らかの策を施せる可能性がありながら、現実的には何もできない状況において使っていく言葉です。

むざむざは「これといって施す策がない状況のこと」。

何か策を練りたいが、実際できることが何もないときに使っていきます。

したがって、意味としてはみすみすに近いと言えるのです。

そこまで頻繁に使う言葉ではないので、見聞きするシーンは少ないでしょう。

「みすみす」の意味

みすみすとは、目の前にいながら、成す術がない状況のことです。

何かをすべきであると分かっていて、自分がそれができる立場であると分かっていながら、思いつく手段が何もない、現実的にどうしようもないという意味で使用していきます。

頻繁に使うとは言い難い言葉ではありますが、見聞きする機会はそこそこあると言えるはずです。

「むざむざ」の意味

むざむざとは、これといって施す策がない状況のことです。

何かをすべきであるのは分かっているものの、やれることは何もないと言えるときに使っていきます。

したがって、意味としてはみすみすとほとんど変わらないと評価できるでしょう。

ただ、むざむざの方はそこまで使用頻度が高くないのでので、あまり聞かないと思われます。

「みすみす」と「むざむざ」の用法や用例

「目の前に犯人がいるのに、みすみす見逃すことはできない。

しかし、犯人であることを100%証明する証拠が今のところない。

でも、こいつで間違いないと思うんだがな。」

「むざむざと、ただやられてばかりでたまるか。

こちらとしても反撃をしていかないと。

でも、実際に相手に対して有効と言える攻撃方法がなかなか思いつかないんだよな。」

みすみすとむざむざはほぼ同じ意味

みすみすとむざむざは意味としてはほとんど変わりません。

どちらも何かしらすべきことがあるのに、やれることがほぼないと言える状況で使っていきます。

ただ、みすみすと比べて、むざむざは知名度があまり高くない言葉ですから、日常生活の中で使用するシーンは少なく、見聞きする機会も多くないという評価が可能と言えるでしょう。

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