「寝坊」と「寝過ごす」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

寝坊は「本来起きようと思っていた時間を過ぎて、まだ寝ていること」。

たいていは朝寝坊といった言い方をすることが多いです。

起床する予定だった時刻を過ぎてから起きたときに使う言葉です。

寝過ごすは「起きようとしていた時間を過ぎてしまうこと」。

基本的な意味は寝坊と変わりません。

ただ、寝過ごすは自宅以外の場所で使用することが割と多いでしょう。

「寝坊」の意味

寝坊とは、本来起きようと思っていた時間を過ぎて、まだ寝ていることです。

起きないといけない時間なのに、まだ寝ている、起きていないと言えるシーンで使っていきます。

したがって、寝坊に関しては、あくまでも状況としては寝ている瞬間と言えるでしょう。

そこは寝坊と言えるかどうかの条件に大きく関係してくると評価できます。

たいていは自宅にいるときに使います。

「寝過ごす」の意味

寝過ごすとは、起きようとしていた時間を過ぎてしまうことです。

本来は特定の時刻に起きる予定だったのに、その時間を過ぎてしまったときに使います。

寝坊と同様に起きる時間を過ぎてしまった段階で、まだ寝ている点が重要です。

そして、寝過ごすについては、自宅以外にいるときに使用するケースが割と多いと言えるでしょう。

「寝坊」と「寝過ごす」の用法や用例

「今日は会社に寝坊してしまった。

朝起きた時点で、いつもより40分も遅かった。

朝ご飯を食べる時間もなく、急いで準備をして家を出たが、ちゃんと間に合うかな。」

「今日は帰りの電車で寝てしまい、そのまま寝過ごしてしまった。

起きたときには最寄り駅をとっくに過ぎており、急いで降りて、反対方向の電車に乗り直したよ。」

寝坊と寝過ごすは場所が違う

寝坊と寝過ごすに関しては、本来起きる予定の時間になっても起きていない、まだ寝ていると言えるシーンで使う言葉であり、そういう意味では区別は難しいです。

しかし、寝坊は主に自宅にいるときに使い、寝過ごすはそれ以外の場所にいるときに使っていくことが多いでしょう。

つまり、そういう部分で区別をすることができるはずです。

最新の記事はこちらから