「泣きべそ」と「泣き虫」の違い・意味と使い方・由来や例文

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泣きべそは「泣いてたことで歪んでしまった表情のこと」。

ある程度の涙を流している状態であるがゆえに、顔が歪んで見えるような状況を指しています。

泣き虫は「すぐ泣く人のこと」。

主に子供に対して使う言葉と言えますけど、ちょっとしたことですぐに泣いてしまう人を泣き虫と言います。

ちょっとバカにするようなニュアンスを含んでいる言葉と評価できるはずです。

「泣きべそ」の意味

泣きべそとは、泣いたことで歪んでしまった表情のことです。

人は泣くと、通常の表情が崩れてしまう状況を迎えます。

したがって、その結果として表情が歪んで見えるのです。

その表情のことを泣きべそと言いますが。

ただ、泣きべそに関してはそのまま使うというよりは、泣きべそをかくという表現を使うことが多いので、そこは覚えておきましょう。

「泣き虫」の意味

泣き虫とは、すぐ泣く人のことです。

ちょっとしたことでもすぐに泣いてしまう、そんな涙もろい人を指して使っていく言葉です。

一般的には子供に対して使っていくことが多く、大人に対してはほとんど使われません。

したがって、使う対象は限定されます。

また、泣き虫は対象を若干バカにするようなニュアンスを含んでいるので、そこは注意でしょう。

「泣きべそ」と「泣き虫」の用法や用例

「泣きべそをかくと、しばらくの間顔が赤くなってしまうから、人に見られたくないな。

もちろん泣いているときにも表情が歪んでいるから、あまり見られたくないと思えるわけだが。」

「子供のころ泣き虫で有名だった子がいたんだけど、大人になったらすごい変わっていたんだよな。

超有名企業で働いていて、子供の頃の泣き虫の面影はほぼ存在していない状況だよ。」

泣きべそと泣き虫は使うシーンが明らかに違う

泣きべそと泣き虫に関しては、似ている言葉と感じられるかもしれません。

しかし、実際に使用していくシーンに明らかな違いがあるのです。

泣きべそは泣いているときの歪んだ顔を表現するときに使いますが、泣き虫は主に子供が泣いている光景そのものを指して使います。

だから、そういった面で違いがあるので、両者を区別するときには覚えておきましょう。

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