「応対」と「対応」の違い・意味と使い方・由来や例文

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応対は「人からの要求に応えて起こす行動のこと。」

「受付」と言い換えると分かりやすい。

対応は「人からの要求により物事を処理すること」。

「処理」と言い換えると分かりやすい。

応対は人からの要求に対して起こす軽いアクションや応接のことです。

対応は人からの要求でとる事務的処理・行動のことを言います。

また、二つのものが関係あることも言います。

「応対」は受付業務

「応対」は受付で来客の訪問目的や理由を聞いて、行動することを言います。

例えば「総務課の課長に面会の約束をしているので、お会いしたい」という要求に対して受付が、内線で課長にその旨を取り次ぐことを言います。

そして、応接室に客を案内し、お茶を出すことも含まれます。

また、課長から指示があれば社内の部署へ取り次ぐこともします。

「対応」は事務処理・行動

「対応」は人からの要求に沿って具体的な事務的処理をすることや行動を取ることです。

「課長からの指示を受け、すぐに対応した」「どうやら対応を誤ったようだ」「相手の対応次第でこちらの態度も決まる」「言われたら、すぐに対応しなければいけない」「この色に対応している色は何色ですか」「電話対応だけは限界がある」などと使います。

「応対」は人、「対応」はそれ以外

「応対」は人を相手にする行為のことを言います。

人と対面して取る行為のことになります。

人とのふれあいの中でとる軽い行為のことを言います。

例えば、誰かに呼ばれたら返事をすることも「応対」となるのです。

「対応」はその返事の後に用事を言い付けられた場合に、行動し物事の処理をしたことを言います。

「応対」して「対応」するということです。

「応対」と「対応」とは

「応対」は人への反応のことで、受付業務や即答することを言います。

「対応」は人からの要求に応える行為で、事務処理や行動のことを言います。

また、対の関係にあることも言います。

「受付の応対は素晴らしかった」「受付の応対がまずく、しばらく待たされた」「上司からの業務命令は、すぐに対応すべし」「クレーム対応をしなければならない」などと使います。

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