脱落は「抜け落ちること、他の人たちのレベルについていけないこと」。
どちらの意味でも使われますが、日常生活の中では後者の方がより有名かもしれません。
欠落は「あるべきものが抜け落ちること」。
存在していないとマズイと言えるものが、何らかの理由によって抜け落ちてしまう状況で使います。
つまり、欠落は避けないといけない状況です。
「脱落」の意味
脱落とは、抜け落ちること、他の人たちのレベルについていけないことです。
どちらの意味でも使う言葉ですけど、一般的には後者の方がよく使われやすいでしょう。
特定の課題などについていけない、他の人たちと比べて自分の能力が劣っていると感じられるときに使うことが多いです。
サバイバル系のテレビ番組などでは、この脱落という言葉がよく使われます。
「欠落」の意味
欠落とは、あるべきものが抜け落ちることです。
基本的には存在しているのが当然と言えるもの、ないと困るものが何かしらの理由で抜け落ちてしまう状況で使っていきます。
こういったシーンはたびたび見ることになるはずですから、欠落という言葉を使用する機会はたまにはあると言えるでしょう。
覚えておいた方がいい言葉と評価できます。
「脱落」と「欠落」の用法や用例
「このステージで脱落した人の中には、今回の大会の優勝候補もいたんだ。
ここで消えてしまうとは意外だったな。
これでますます誰が優勝するのかについて、読めなくなったと言える。」
「まさかこんな重要なときにあいつが風邪でダウンするとは。
今いなくなると非常に困るときに、絶対に欠落してはいけない人材がいなくなってしまった。
これは大ピンチだ。」
脱落と欠落は抜け落ちるという意味においては共通
脱落と欠落に関しては、どちらも抜け落ちるという意味の言葉になります。
したがって、同じような意味の言葉と解釈できるのです。
しかし、脱落には、他の人たちのレベルについていけないという意味がありますし、欠落はあるべきものがという条件があるくので、そこで微妙に違いはありますが。
だから、両者は一応区別はできるということです。