「記述」と「叙述」の違い・意味と使い方・由来や例文

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記述は「物事を書き記すこと」。

紙などに文字を使って書き記すことを指しています。

文字を書くときにはだいたいこの記述に当たる行為をしているので、そんなに珍しい言葉ではないと言えるはずです。

叙述は「物事のありさまについて、事細かく述べること」。

叙述については、主に体験などに関して述べる際に使っていきます。

そして、書くわけではなく、述べるという点はポイントです。

「記述」の意味

記述とは、物事を書き記すことです。

紙などに文字を使って書いていく、そういった場面で使っていく言葉です。

記述に当たる行為は日常的に行うことが多いので、多くの人たちにとって馴染みは感じやすいでしょう。

ただ、わざわざその行為を記述と表現することは少ないですから、記述という言葉に関しては馴染みを感じづらいかもしれません。

「叙述」の意味

叙述とは、物事のありさまについて、事細かく述べることです。

述べるという点は1つポイントになってくると言えます。

また、叙述の場合には自身の体験などに関して取り上げることが多いでしょう。

だから、実際に述べていくことの内容については割と限定されるということになります。

そこは覚えておいた方がいいポイントになるのです。

「記述」と「叙述」の用法や用例

「この試験は記述式か。

マーク式じゃない問題ってかなり面倒なんだよな。

普段文章をあまり書いていないから、こういう問題の対策もあまりしていない状況だし。」

「自分の過去の生き方を叙述してみると、自分が実際にどんな人生を送ってきたかが自分にとっても分かりやすいな。

こういったことをする経験は滅多にないから面白いものだよ。」

記述と叙述はその手段が違う

記述と叙述はなんとなく似ている言葉に見えてくるかもしれませんけど、手段の部分で大きな違いがあるのです。

記述は文字を使って書く行為ですが、叙述は述べる状況であるため、話すなどのやり方になりがちです。

したがって、そういった部分で違いがあります。

また、叙述については、自身の体験を扱うことが多いので、そこも覚えておきましょう。

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