「冷感シップ」と「温感シップ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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冷感シップは「患部が熱を持つ場合に使われるシップのこと。」

「打撲用」と言い換えると分かりやすい。

温感シップは「患部の血行を良くするために使われるシップのこと」。

「慢性用」と言い換えると分かりやすい。

冷感・温感とはシップしたときの肌の感じのことです。

冷感は冷たく感じ、温感は暖かく感じるのです。

症状により使い分けるのですが、基本的に皮膚が熱い場合は冷感シップ、冷たい場合は温感シップが向いていると言えます。

「冷感シップ」は打撲用

「冷感シップ」をする時は基本的に打ち身や捻挫など打撲したときに効果的です。

患部が熱を帯びている状況なので、冷やすことが良いのです。

腰痛やひざ痛・筋肉痛など急に痛みが出た時は、痛みを押さえる働きがあり、打ち身・捻挫にも炎症を押さえる働きがあります。

冷感はメンソールやカプサイシン・水分蒸発などによるものです。

「温感シップ」は肩こり用

「温感シップ」は貼ると温かいので、血行が滞る肩こりに向いているものになります。

成分は「冷感」と同様サリチル酸メチルやインドメタシンなどの非ステロイド抗炎症薬・メンソール・からし成分のカプサイシンなどが含まれています。

「温感シップ」は基本的に慢性の痛みに使いますが、ないからと言って「冷感シップ」で代用すると逆効果になることがあります。

「冷感シップ」「温感シップ」はパップ剤

シップにはボテッとした感触のパップ剤とテープ状のプラスター剤があります。

市販のシップはパップ剤が多く、医者で出されるものはプライター剤が多いようです。

プラスター剤は密着性があり、はがれにくく効果も高いのですが、かぶれが起き易い難点があります。

パップ剤は水分により冷却効果が期待出来るのですが、はがれやすい難点があります。

「冷感シップ」と「温感シップ」と

「冷感シップ」は打撲や捻挫・筋肉痛などが起きた時、患部に熱を持っていることが多いので使われるシップのことです。

パップ剤だと含まれる水分の蒸発効果で気化熱があり「冷感」を感じられます。

「温感シップ」は慢性的な肩こりや腰痛・ひざ痛などに効果があります。

血行を促進するため、長期間使用出来るプラスター剤が薬効も高く効果的です。

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