「むやみ」と「やたら」の違い・意味と使い方・由来や例文

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むやみは「結果を十分に考えずに、度を超すような行動をとってしまうこと」。

結果がどうなるかを考慮しないまま、異常と言える行動をとるようなシーンで使っていく言葉であり、基本的にはネガティブな意味で使用されていきます。

やたらは「正当な理由や秩序などが存在しない状況で、いろいろと行動を起こす状況のこと」。

何事にも手を出すような状況を批判する言葉です。

「むやみ」の意味

むやみとは、結果を十分に考えずに、度を超すような行動をとってしまうことです。

結果がどうなりそうか、慎重に考慮してから行動に移すのが理想とされていますけど、そういった状況を実現しないまま、実際に行動してしまうので、むやみな行動は基本的には批判の対象となります。

冷静に考えてから行動すべきという意味が込められているのです。

「やたら」の意味

やたらとは、正当な理由や秩序などが存在しない状況で、いろいろと行動を起こす状況のことです。

つまり、結局は何も考えないで行動に移している状況と評価できると言えます。

だから、むやみと同じような意味の言葉なのです。

やたらも基本的にはネガティブな意味の言葉なので、批判の意味が込められて使われていく状況でしょう。

「むやみ」と「やたら」の用法や用例

「受験においては、自分が受けたい大学のみをむやみに受けていっても結果が伴わないことがある。

受けたい大学を受けつつ、自分でも受かりそうな大学を選ぶことも大切だ。」

「以前、俺はやたら防災用品を買い込んでいた時期があったんだ。

備えあれば患いなしだと言えるし、たくさん用意しておくことは大切だと思ったんだけど、さすがに量が増えすぎたと思えてきたんだよね。」

むやみとやたらは特定の行動を批判する言葉

むやみとやたらは要するに思慮が浅い状況で、何も考えずに特定の行動を起こしてしまう状況を批判する際に使います。

その行動を起こした本人ではなく、周りの人間が使っていくのです。

そして、基本的にはそういった行動を今後は慎むようにという、注意の意味が込められています。

そういった点を覚えておくべきと言えるでしょう。

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