「競歩」と「強歩」の違い・意味と使い方・由来や例文

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競歩は「陸上競技の一つで必ず片足が地面に着かなければならない規則がある走法のこと」「強歩行」と言い換えると分かりやすい。

強歩は「歩くことで長距離を走破すること」。

「長距離走破」と言い換えると分かりやすい。

競歩はオリンピック種目にもなっている競技の一つで、歩行するように片足が必ず地面に着地していることが絶対条件になっています。

また、強歩は長距離完歩が目的のもので通常の歩行で行うものです。

「競歩」は走るように歩くこと

「競歩」は歩行のごとき走法のことです。

走ると足が両方とも地面に付かない場合の方が多いのですが、「競歩」は片足が必ず地面についていること、付いた足は延ばすこと、通常の歩行速度より早いことなどがルールとなっているのです。

疲れたから歩こうとすると違反になります。

極力早く歩くことが走破タイムを縮めることになります。

オリンピックでは20km・50kmがあります。

「強歩」は長距離の完歩

「強歩」は全国の学校で行われている長距離を完歩する目的の持久走のことです。

小学校・中学校では持久走として通常は10数kmでおこなわれます。

高等学校では、例えば40kmの長距離を完歩する大会が行われます。

チェックポイントが途中に設けられ、通過時間制限があります。

中には85kmを26時間歩くことも行われています。

「競歩」は速さを競うこと、「強歩」は歩き通すこと

「競歩」の目的はいかに早く違反なく決められた距離を歩くかと言うことです。

歩き方も早く歩くために独特なものになり、ルールが厳しく決められています。

審判員が常に随所で違反が無いかを判定をしています。

そのため、「競歩」は判定競技とも呼ばれます。

他方、「強歩」の目的は決められた距離を走ることなく、歩いて完歩することにあります。

「競歩」と「強歩」とは

「競歩」は陸上競技の一つです。

決まったコースと距離を走ることはせず、いかに早く歩いて時間を競う競技ですが、判定員による失格もあり失格しないことも条件になります。

「強歩」は学校で行われる強歩大会で、決められたコース・距離を歩いて完歩するものですが、時間を競うものではありません。

あくまでも長距離を歩き抜くことが目的なのです。

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