「疎遠」と「僻遠」の違い・意味と使い方・由来や例文

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疎遠は「特定の人物や物事との間に親密さがない状況のこと」。

特定の人物や物事にかかわったことがない、ほとんど関与していないといったケースで使っていくことが多く、いろいろな場面で使用します。

僻遠は「文化の中心地から離れていること」。

中心と言える場所から離れているので、世の中の流行などに関して疎いと思われる地域を指します。

「疎遠」の意味

疎遠とは、特定の人物や物事の間に親密さがない状況のことです。

特定の人物や物事にかかわりが少ない、関与した経験がほぼないといったときに使うことが多いです。

人に対しても物事に対しても使うことができる点は特徴と言えます。

要するに、自分が詳しくない人物や物事に対して使うことが多いので、そこに関して覚えておくと良いでしょう。

「僻遠」の意味

僻遠とは、文化の中心地から離れていることです。

特定の国において使われる言葉であり、首都などの中心と言える場所から遠いところにあって、その国の流行などが伝わりづらい場所にあるようなケースで使う言葉です。

言い換えるならば、田舎という表現がぴったりでしょう。

都会とは真逆の状況が存在していると評価できるはずです。

「疎遠」と「僻遠」の用法や用例

「俺は芸能に関しては、昔からどうも疎遠な感じなんだよな。

みんなが当たり前に知っているアイドルグループとか、全くといっていいほど無知だし。」

「俺の住んでいる場所は都会的な雰囲気は全くないし、僻遠とも表現できる地域だ。

でも、自然が豊富で、非常に過ごしやすさを感じている。

こういうところもいいもんだと思ったんだよ。」

疎遠と僻遠は要するに離れていること

疎遠と僻遠に関しては、どちらも離れているという意味で使われる言葉です。

ただ、疎遠は人物や物事に対して、僻遠は特定の国の中心地に対して、それぞれ離れているという意味になります。

両者は似ている面はあるものの、異なった場面で使っていくので、そこに関しては覚えておきましょう。

見分けるポイントはちゃんとあるということです。

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