「同じ」と「一緒」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

同じは「二つ以上のものなどに差がないこと、時系列で単独のものが等しいこと。」

「同一」と言い換えると分かりやすい。

一緒は「二つ以上のものなどに差がないこと、同時、共になどの意味のこと」。

「仲間」と言い換えると分かりやすい。

同じは等しいこと、一緒は意味が複数あります。

等しいこと、同時なこと、共にすること、同じ仲間にすることなどです。

「同じ」は差がないまたは同一無二

「同じ」は差がなく等しいことです。

例えば「23cmと 23cm の同サイズの二足の皮靴は、皮靴としてもサイズも差がなく同じと言えます」「23cmの皮靴を今日履き明日も履くと言う場合、昨日の皮靴と同じ皮靴を履くと言います」複数のものを言う場合と、単独のものを言う場合とがあります。

例えば「製造業は同じ商品を数多く作る」「同じ靴を毎日履く」と使います。

「一緒」は仲間・同時・共になどの意味

「一緒」は二つ以上のものに差がないこと、二つ以上のもの事を同時に行うこと、二つ以上を同じグループにすることなどになります。

「サイズ違いの多くの皮靴は皆一緒の靴だ」「マラソン選手は皆一緒にスタートした」「この書類はあの関係だから、一緒に保管してください」「なんでも同じだと思って一緒にしないでください」などと使います。

「同じ」と「一緒」は違うもの

「同じ」と「一緒」は同じ意味にも使えますが、微妙に違う意味にもなります。

「同じもの」は「一緒のもの」とは違います。

「同じものは同一無二のもの」と言う意味で、「一緒のもの」は「お揃いのもの」と言う意味になってしまいます。

「同じ」には「同一無二」の意味が強いのですが「一緒」は「同じ」の意味の許容範囲が広いのです。

「同じ」と「一緒」とは

「同じ」は同一無二のことで、そのものと言う意味が強い言葉です。

「一緒」は「同じようなもの」と言う意味が広い言葉です。

「同じ大きさのものを一緒のグループにする」「まったく同じではないが一緒と考えて良い」「同じ時間に一緒に行きましょう」「一緒に生活するとはある人と同じ場所同じ時間を共にすることです」などと使います。

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