「軟弱」と「貧弱」の用法や用例・意味と使い方・由来や例文

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軟弱は「しっかりしていない状態のこと、相手の言いなりになること」。

弱弱しい状態でしっかりしていないという意味もあれば、特定の人に対して意思を示すことができない、言いなりにしかなれないという意味もあります。

貧弱は「みすぼらしい状態のこと」。

いかにも弱そう、貧しそうという印象を与える言葉と言えるでしょう。

「軟弱」の意味

軟弱とは、しっかりしていない状態のこと、相手の言いなりになることです。

弱弱しい状態であるためにしっかりしているとは言い難いケースで使いますが、それとは別に相手の言いなりになるだけで、自らの意思を示すことができない場面でも使っていきます。

したがって、割と幅広いシーンで使用していくことが可能な言葉なのです。

「貧弱」の意味

貧弱とは、みすぼらしい状態のことです。

見た目のイメージからいって、貧乏そう、弱そうという状況において使っていく言葉です。

したがって、弱弱しいという意味もありますが、貧しいという意味もあるので、そこが特徴と言えます。

軟弱と同じような意味で使うこともできますけど、そうじゃない部分もあるという点は頭に入れておきましょう。

「軟弱」と「貧弱」の用法や用例

「あの人はいつも上司にペコペコしてばかりで、常に言いなりって感じだね。

自分の意思を相手にぶつけることができない、非常に軟弱な人間に見えてくるんだよな。」

「あの人はいつもみすぼらしい格好をしている。

だから、どうしても貧弱なイメージがあるんだよね。

お金がないのか、見た目に関して興味がないのか、どっちなんだろう。」

軟弱と貧弱は弱弱しい見た目を表している

軟弱と貧弱という言葉はどちらも見た目が弱弱しい状況を表しています。

したがって、その点においては共通と言えるのです。

ただ、軟弱は相手の言いなりになるという意味もあり、貧弱はみすぼらしいという意味もあるので、それぞれは違った部分をちゃんと持っており、そこで区別をしていくことが可能と言えます。

ここは覚えておきましょう。

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