「貴方」と「貴公」の違い・意味と使い方・由来や例文

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貴方は「二人称として人に使う代名詞のこと」。

普段の生活で多くの人たちが何気なく頻繁に使用している言葉と言えます。

ただ、あえて文字で表記する際に漢字を使うケースはあまり多くありません。

貴公は「男性が同じく男性に対して使う代名詞のこと」。

自分と対等か、それ以下の身分の男性に対して使っていく点に特徴があります。

「貴方」の意味

貴方とは、二人称として人に使う代名詞のことです。

貴方については、日常生活の中でかなり多用する言葉であり、無意識のうちに多くの人たちが使用していると言えるでしょう。

しかし、あえて漢字で書くケースは多くありません。

文字で表記するときにはひらがなを用いることが多いので、貴方という表記にはそこまで馴染みがない可能性もあります。

「貴公」の意味

貴公とは、男性が同じく男性に対して使う代名詞のことです。

使用する側、使用する相手がともに男性である必要があるので、そこは大きな特徴と言えるでしょう。

使用できる条件がかなり厳しいので、実際に貴公という言葉を使用する機会は多くありません。

そもそも貴公という言葉自体の知名度があまり高くないので、頭の中にない人も多くいるでしょう。

「貴方」と「貴公」の用法や用例

「貴方にはぜひ我が家に来てもらいたいと思うのだが、これ以上ないと言えるような最高のもてなしをさせていただく予定なので、きっと楽しんでもらえると思うんだ。」

「貴公のご活躍に関しては、以前から注目をしていたんだ。

だから、今回の素晴らしい結果に関して何も不思議ではないと思っている。

これからも今までと同様に頑張ってほしい。」

貴方と貴公はともに二人称である点が重要

貴方と貴公はともに二人称なので、自分以外の人間に対して使います。

そこは共通点として重要です。

しかし、貴方はいろいろな場面で使用できるのに対して、貴公はかなり場面を選ぶので、それだけ使用できる場面が異なると言えるでしょう。

貴方はかなり有名な言葉ですが、貴公はかなりマイナーな言葉なので、そこは大きな違いになるのです。

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