「有利」と「優位」の違い・意味と使い方・由来や例文

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有利は「対象にとって都合がいい要素が存在していること」。

都合のいいな要素があることで、事が上手く運ぶなどの状況が実際に考えられます。

優位は「特定の競争相手よりも自分が望ましい位置にいる状況のこと」。

意味は有利に近いですけど、比較対象が必要な言葉であり、その比較対象よりも望ましい状況にあるときに使っていく言葉と言えるでしょう。

「有利」の意味

有利とは、対象にとって都合がいい要素が存在していることです。

何らかの都合のいい要素があることで、特定の人物などにとって理想的な状況を迎えることがありますが、それを有利と表現していきます。

有利という言葉は普段の生活の中で頻繁に使用していくため、無意識のうちに使っている人は世の中にかなり多くいるはずです。

「優位」の意味

優位とは、特定の競争相手よりも自分が望ましい位置にいる状況のことです。

特定の存在よりもということで、比較する対象が必要な言葉です。

だから、そういった条件が必要という点は覚えておく必要があります。

ただ、競争相手は1人とは限らないですし、大量にいてもいいので、そういった点はポイントとして頭に入れておきましょう。

「有利」と「優位」の用法や用例

「ずっと前から欲しかった品が値下げされ始めているな。

どんどん私にとって有利な状況が実現してきている。

このままさらに値下げされないかな。」

「今日の入試は俺の得意分野ばかり出ているな。

この状況は他の多くの受験生と比べてかなり優位と言える。

これは合格するチャンスだし、絶対にものにしないといけないだろうな。」

有利と優位は理想的な状況を示している

有利と優位はどちらも特定の人にとって理想的な状況を示す言葉です。

ただ、有利ないろいろな状況で使用することが可能ですけど、優位は比較対象が必要です。

特定の誰かと比べて望ましい状況が実現している必要があるわけですから、そこは覚えておく必要があるでしょう。

似た意味の言葉ではありますが、きちんと区別をしたうえで使っていくと良いです。

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