「古傷」と「残痕」の違い・意味と使い方・由来や例文

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古傷は「過去に負った傷のこと」。

人間やモノにおいて、過去に負った傷のことを古傷と表現することがあります。

そして、その傷が完全に癒えていない、今でも少なからず影響しているというケースで使います。

残痕は「残った痕のこと」。

過去に何らかの出来事が発生し、それによって痕が生じたケースで使っていくことが多いです。

「古傷」の意味

古傷とは、過去に負った傷のことです。

人間やモノが何らかの傷を過去に負ったことがあり、その傷が今でも何らかの影響をもたらしていると言えるケースで使うことが多いです。

だから、単に過去に傷を負っただけでは使えないということです。

割と特殊な条件が必要なので、そういったところは特に覚えておかないといけないでしょう。

「残痕」の意味

残痕とは、残った痕のことです。

何らかの痕が残っている状態であれば、それを残痕と表現できます。

したがって、古傷についても残痕と表現できるはずです。

でも、残痕の条件は特に厳しくないので、何らかの出来事によって生じた痕に対して満遍なく残痕と表現できるでしょう。

だから、実際に使用できる機会はそれなりに多いと思われます。

「古傷」と「残痕」の用法や用例

「若い頃は無茶して、喧嘩をよくやっていた。

そのため、身体中に傷がある状態だよ。

時々昔負った古傷が痛むことがあるんだよな。

そんなときには昔のことをよく思い出すよ。」

「ここは以前重たいものを落としてしまった場所だな。

そのときの残痕が今でもあるよ。

かなり重たかったから、床がちょっとへこんでいる。

本当にあのときは不注意だった。」

古傷と残痕は過去の痕を表している

古傷は過去に負った傷のことで、残痕は過去に生じた痕のことです。

したがって、古傷は残痕の1つと評価できるでしょう。

そういう意味では、両者は割と関係している状況と言えます。

しかし、古傷の方が条件が厳しいので、実際に使う機会は残痕の方が多いと言えるはずです。

だから、そういった部分についても理解しておくと良いです。

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