エンゼルは「神の使いとして人間界を行き来する天使のこと」。
「神の使い」と言い換えると分かりやすい。
キューピットは「ローマ神話のビーナスの子で愛を取り持つ少年のこと」。
「恋の弓矢」と言い換えると分かりやすい。
エンゼルは天使のことでユダヤ教・イスラム教・キリスト教などに登場します。
キューピットは神話に出てくるもので、ビーナスの子として登場し恋の弓矢を持つ少年です。
「エンゼル」は天使
「エンゼル」はいわゆる天使のことです。
神の使いとして地上に来る存在としています。
ユダヤ教でもキリスト教でもイスラム教でも神の使いであることは同じなのです。
また、背中に羽を持つ姿も共通する特徴です。
キリスト教の聖書には大天使ミカエルが登場します。
カトリックでは信者一人ひとりに守護天使が付いていると信じられています。
「キューピット」はビーナスの子
「キューピット」はローマ神話ではビーナス、ギリシャ神話ではアフロディーテとなっていますが、同じ神でその子どもがキューピットなのです。
背中に羽を連れた気まぐれ少年でクピドの矢を射ると恋が成就すると言われています。
「恋のキューピット」として様々なものに登場しています。
ギリシャ神話のエロスと同じとされています。
「エンゼル」は「キューピット」に似た印象
「エンゼル」は某お菓子メーカーのマスコットになっているため、キューピットの様な格好をしていることから、間違えてしまいます。
しかし、キリスト教などでいう神の使い・天使と言うことですから、イメージはかなり異なるものになります。
「キューピット」は羽を持つ少年が恋の仲立ちをするために弓矢を持っているイメージで描かれます。
「エンゼル」と「キューピット」とは
「エンゼル」は天使のことで、「キューピット」は恋の仲介役です。
「エンゼル」のイメージは日本ではかわいい子供と言うことですが、宗教では神の使者と言う重要な存在としてあるのです。
また、「キューピット」と日本では言いますが世界では「クピードー・クピード・キューピッド・アモール」などと言われています。
矢は「恋の矢・クピドの矢」と言います。
