「下世話」と「世間話」の違い・意味と使い方・由来や例文

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下世話は「世の中で良く話されること、世間話のこと」。

「ことわざ」と言い換えると分かりやすい。

世間話は「世の中で普通に話題となる話のこと」。

「噂話」と言い換えると分かりやすい。

下世話は誤用される言葉になります。

「品のないこと、下ネタ的なこと」として使われることが多いようです。

「世間話」は多くは噂話のこと、芸能関係のこと、子供のこと、健康に関すること、お金のことなど興味ある話題のことです。

「下世話」は例えばことわざ

「下世話」は「世間話」と同義です。

「下世話」は「下ネタ」のことではありません。

普通口に良く出す言葉や話題のことで、例えば「ことわざ」もその一つです。

「タバコを止めたそうですが、下世話に三日坊主と言いますからそうならないように続けてください」「下世話では慌てる乞食は貰いが少ないといいます」などと使います。

「世間話」は興味話

「世間話」は時候の挨拶から始まり、主婦ならば子供のこと、学校・夫・仕事・美容・ダイエットのことなど、高齢者では健康のことや病気のことが多くなります。

働き盛りでは仕事のことや、政治・経済・景気・投資・利殖などのことが多くなります。

各層で興味の対象が異なりますから、その人達が興味を持つ共通の話題が遡上に上ります。

「下世話」なことは「世間話」

「下世話」は「下々の世界では、俗世間では、砕けて言えば」と言うニュアンスがある言葉です。

「巷間良く口にされること」と言う意味もありますから「ことわざや慣用句・俳句・和歌」も引き合いにされるのです。

例えば「三日見ぬ間のさくらかな」「情けは人のためならず」「医者いらず」「石の上にも三年」「能ある鷹は爪を隠す」なども良く使います。

「下世話」と「世間話」とは

「下世話」は世間で良く口にされる言葉やことわざなどのことです。

「下ネタ」と誤解されることが良くあります。

会話の中で「下世話には」と言う前置きでことわざ・慣用句などを引用して話すのです。

「世間話」は興味ある共通の話題を話すことで、各年齢層で話題は異なります。

天気や子供・仕事・社会情勢・芸能噂話・健康・病気などのことになります。

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