たったは「数量が少ないことを強調するときに使う言葉のこと」。
つまり、数量が少ないという前提で使っていきます。
実際に使うときには、後に数量が少ないことが分かる言葉を用いることが多いです。
わずかは「極めて少ししかないこと」。
意味はたったとほとんど変わりません。
しかし、わずかに関しては、それだけで意味が通じると言えるでしょう。
「たった」の意味
たったとは、数量が少ないことを強調するときに使う言葉のことです。
数量が少ないと明らかに言える場面で使っていきますけど、通常はたったの後に数量が少ないことが分かる別の言葉を使うことが多いです。
それと合わせて使用していくことが多いのです。
したがって、たったについては、単独では使わない言葉と言えるでしょう。
「わずか」の意味
わずかとは、極めて少ししかないことです。
意味としてはたったと同じようなものですが、わずかに関しては、それ単体で使うことができます。
つまり、わずかという言葉だけで、少ししかないことが分かる状況と言えるのです。
わずかに関してはかなりメジャーな言葉で、割と頻繁に使用することが多いですから、馴染みを感じやすいと評価できます。
「たった」と「わずか」の用法や用例
「今はダイエット中だから、できるだけ食事の量は減らしておかないといけないな。
でも、それにしてもたったこれだけというのは少なすぎる気もしてくるな。」
「第一志望の大学に受かっている可能性はわずかだろう。
ほとんどないと言って良いくらいかもしれない。
でも、最後まで分からないからとにかく望みは捨てないでおこう。」
たったとわずかは意味は変わらない
たったとわずかに関しては意味はさほど変わりません。
どちらも何かが少ない状況を表しているのです。
ただ、たったについては、数量にしか使えないですし、それ単体では少ないという意味を表しづらいと言えます。
したがって、わずかの方が使いやすいですし、実際に日常生活で使用する頻度は高いと言えるはずです。
そこは覚えておきましょう。