接近は「触れそうなくらいに近づくこと」。
人やものを対象にして使うことができますけど、触れようと思えば触れられるくらいの距離に近づくという意味の言葉と言えるでしょう。
接見は「面と向かって会うこと」。
特定の人物と顔を合わせるという意味があります。
したがって、そこまで近くに寄る必要はないものの、お互いが顔を認識できる距離で会う状況で使っていきます。
「接近」の意味
接近とは、触れそうなくらいに近づくことです。
特定の人やものに対して、距離的にかなり近づくようなシーンで使用していきます。
手で触れることができそうなくらいの状況ですから、割と近い距離と言えるはずです。
対象となる人やものをよく見るようなときには、そういった行為をすることが多々ありますし、目が悪い人は特にそういう傾向があるでしょう。
「接見」の意味
接見とは、面と向かって会うことです。
面と向かって会うというのは、そんなに変わった行為ではないため、いちいち接見という言葉を使う機会は多くありません。
しかし、接見という状況が日常生活において割とあるだけに、そういった表現自体は覚えておいた方が良いです。
接見という言葉はほとんど使わないのではないかと思われますが。
「接近」と「接見」の用法や用例
「こうして接近して、鏡で自分の顔を見ると、昔と比べて自分も歳をとった気がするな。
昔の顔を正確には覚えていないけど、何となくそんな気がするんだよね。」
「俺は人見知りだから、初対面の人と接見しないといけない状況はどうしても緊張するな。
これに関しては何度やっても慣れないし、俺の欠点だと思ってるんだけどね。」
接近と接見は使用頻度に差がある
接近は日常生活の中でたまにやっている行為であり、たまに使う機会があるでしょう。
しかし、接見はそういう行為は割とやっていても、接見という言葉で表現する機会はあまり多くありません。
だから、両者はそういう部分で違いを見出せるのです。
接近と接見に関しては、意味も違いますけど、そういった点でも差があるので覚えておきましょう。