人心掌握は「他人の心を意のままにすること、操ること」。 他人の心を自分の思い通りにすることで、結果的にその人の行動を操ることができるようなシーンで使っていきます。 人心収攬は「他人の心を上手く掴むこと、人々の信頼や人気を集めること」。 意味は人心掌握に似ています。 他人を都合のいいように操る、自分の理想を実現するという...
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発憤忘食は「心を奮い起こしたうえで、食事をとるのも忘れるほどに物事に励むこと」。 特定の物事に対して取り組む際に、非常に真剣になっている状況を表していると言えます。 廃寝忘食は「他のことを忘れてしまうほど、一つのことに夢中になること」。 寝ることをやめて、食べることを忘れるほどに特定のことに集中しているケースで使ってい...
一炊之夢は「人生は非常に儚いものであること」。 そういった状況を表した言葉です。 人生は思ったほど期待できるものではない、かなり大変な状況であるという意味が込められています。 栄華之夢は「1度華やかに栄えても、それは夢のように消えるのも早い状況のこと」。 要するに人生はいろいろなモものが長続きしない、儚いという状況であ...
自然淘汰は「生存上の諸条件に該当するような生物は生き残るが、該当しない生物は滅びるということ」。こういった自然界の法則、仕組みと言える部分に関する言葉です。人為淘汰は「人工的に生物の品種改良を行ったうえで、目的に合ったものだけを選び出していくこと」。品種改良をしたうえで、意図的に適したものとそうじゃないものを選んでいく...
精励恪勤は「全力を尽くして仕事や勉学に励んでいくこと、それらを怠らないこと」。基本的には仕事に対して使うことが多いですが、勉強に対しても使うことができるでしょう。刻苦勉励は「心身を苦しめながら、特定の物事に対して励むこと」。心身を苦しめるという点は特徴です。また、仕事や勉強以外に対して使える点は覚えておきましょう。 「...
暗黒時代は「特定の存在にとって目を背けたくなるような暗い時代のこと、政治、文化、経済において停滞が見られる状況のこと」。何らかの不都合な状況が長く続くようなときには、まさに暗黒時代という表現を使いやすいです。暗雲低迷は「不穏なことがこれから起きるのではないかという予感を感じさせること」。空模様が怪しくなってくるような状...
帯刀御免は「江戸時代において、農民や町人に対して家柄や功労により、特別に帯刀を許した状況のこと」。一部の人たちだけは刀を持つことができたわけですが、その状況において使う言葉です。名字帯刀は「名字を名乗り、太刀を帯びること」。主に江戸時代においては、武士だけに許されている状況でしたが、後に庶民に関してもそれが可能となった...
暗中飛躍は「人に知られないように、密かに何らかの策を講じること」。重要なのは誰にも知られないという点で、誰かにバレてはいけない、そこを特に気にしていく必要があるのです。裏面工作は「表に出ないところで、ある目的が達成されるように働きかけをすること」。意味は暗中飛躍にかなり似ています。区別はしづらいと評価できます。 「暗中...
善男善女は「仏法に帰依した男女のこと、一般的に信心深い人たちのこと」。信心深いという言い方が特に自然であり、そういう意味で使っていく表現と言えます。善男信女は「仏道の教えに帰依した人たちのこと、後に広く仏教を信仰する人たちのこと」。善男善女と意味は似ていますが、若干の違いがあるでしょう。一般的に信心深いという部分は善男...
群軽折軸は「微細なものであっても、それらが数多く集まれば大きなものになること」。こういった意味があることから、些細な力であっても、たくさん集まることで大きな戦力になるという意味で使われることがあります。積羽沈舟は「小さなものであっても、たくさん集まれば大きな力となること」。したがって、群軽折軸とほぼ同じ意味です。同様の...