節穴は「見ているものがどのような価値があるのか判断できないこと」「判断欠如」と言い換えると分かりやすい。 見落としは「見るべきものを見逃すこと」。 「注意欠如」と言い換えると分かりやすい。 「節穴」は判断や鑑定を出来ないか間違えることです。 「お前の目は節穴か」と使います。 「見落とし」は見逃すことで注意が足りないこと...
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下手物は「常識外の食べ物、下品なもの、気持ち悪いものなどのこと」「常識外」と言い換えると分かりやすい。 如何物は「偽物や下手物のこと」。 「如何物食い」と言い換えると分かりやすい。 本来「下手物」は「上手物」の定義語です。 上等な工芸品に対する粗悪品のことを言いました。 転じていろいろな意味に使われます。 「如何物」は...
未知数は「知られていない数のこと。」 「エックス」と言い換えると分かりやすい。 エックスは「数学の一次方程式で求める数のこと」。 「解」と言い換えると分かりやすい。 「未知数」は数学で既知数に対義する概念で、簡単な方程式の解のことです。 「エックス」は一次方程式の解に相当する数字のことです。 何か分からないものに使われ...
羞花閉月は「あまりにも美しいために、花は恥じらい、月は隠れるという状況のこと」。 基本的には特定の人の容姿の美しさを表した言葉と言えます。 あまり使われない表現ですが。 沈魚落雁は「魚や雁も恥じらって、身を隠してしまうほどに美人であること」。 こちらもと特定の人の容姿が美しいという意味で使っていく言葉になりますから、意...
回天事業は「天下を一変させることができる可能性があるほどに大きな事業のこと」。 要するに、世の中を大きく変えることになるかもしれない、一大事業について使っていくのです。 図南鵬翼は「大事業や海外進出を企てること、大きな志を抱くこと」。 なかなか実行に移しづらいと言える野望のような事業に対して使っていく言葉と評価できます...
勤倹力行は「仕事に励んだうえで、浪費などをせず、努力して物事を行うこと」。 一般的に言えば、非常に真面目な生き方と言えるような状況において使われる言葉です。 つまり、こういった表現が使用されたときには褒められていると言えるのです。 精励恪勤は「仕事などに対して真面目に励むこと」。 仕事に真面目に取り組むという部分は勤倹...
一世一代は「一生の中でたった一度であること」。 こういった意味で使う言葉ですけど、それくらい滅多にないことという意味で使っていきます。 かなり有名な表現です。 一世一度は「一生涯に一度であること、またとないこと」。 したがって、一世一代と意味の違いはほぼないです。 でも、一世一度という表現はあまり有名ではないと評価でき...
一気呵成は「文章などを一気に書き上げること、物事を一気に成し遂げること」。 休憩する間もなく、一気にやってしまうという意味で使われる言葉と言えるのです。 一瀉千里は「文章や喋りに淀みがないこと、物事が一気に片付くこと」。 後者の意味に関しては、一気呵成にかなり近いと言えるのではないかと思われます。 同様の場面で使用可能...
万世不易は「永久に変わらないと言える状況のこと」。 何らかの部分が永久に変化しない、そう言い切れる場面で使っていく言葉です。 だから、使用できる機会はあまり多くありません。 万世不朽は「朽ちることが永遠にないと言える状況のこと」。 永遠に状況が変わらないという言い方もできますから、万世不易と同じような意味の言葉と評価で...
時勢は「世の中が移り変わる勢いのこと、時代の成り行きのこと」。 世の中がどのように変わっていくか、どういう方向に進んでいくかといった部分を表すときによく使われる表現と言えます。 世情は「世間の事情のこと、世の中における動きのこと」。 時勢における世の中の成り行きという意味にかなり似ているので、同じような使い方が可能と言...