垂頭喪気は「元気をなくしてしょげること、がっかりすること」。 単純な意味なので、覚えやすいと言えるのではないかと思います。 こういうシーンは日常において割とよくありますから。 意気阻喪は「意気込みがくじけ弱ること」。 それまで存在していた意気込みが急になくなってしまう状況のことです。 やる気を失っている状況とも評価でき...
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城狐社鼠は「簡単に排除できない存在のこと、君主や権力者の威光を笠に着ながら悪事を働く者のこと」。 こういった意味で使っていくので、かなりネガティブなイメージの言葉と言えるでしょう。 稷狐社鼠は「簡単に排除できない存在のこと、君主や権力者の威光を笠に着ながら悪事を働く者のこと」。 言葉自体も似ていますが、意味もほぼ同じと...
無位無官は「特別な地位も肩書きもない状態であること」。 つまり、普通の人という言い方ができ、会社で言えば平社員のような状況でしょう。 でも、そういった人たちに対して無位無官という言い方はあまりされませんが。 無位無冠は「これといった地位に就いていない状況であること」。 意味は無位無官に近いですが、こちらは仕事などのケー...
堅塞固塁は「守りが非常に堅い砦のこと」。 砦に対して使っていくので、普段の生活の中ではほぼ見聞きしない言葉になります。 非日常的な場面でしか使わない表現です。 堅城鉄壁は「非常に守りが堅い城のこと」。 こちらは城が対象になってはいますけど、全体的には意味はそこまで変わらないと言えるでしょう。 非常に守りが堅い状況を表し...
堅忍果決は「強い意志を持って耐え続けたうえで、思い切りよく物事を行おうとすること」。 2つの意味が含まれているため、ちょっとややこしいと感じられる可能性があるでしょう。 堅忍持久は「辛さや苦しさに耐えながら、なんとか我慢強く持ちこたえようとすること」。 耐えるという部分に関しては同じですが、思い切りよくという部分がない...
隠忍自重は「苦しい状況をこらえながら、軽々しい行動は控えようとすること」。 苦しさに耐えるという意味もありますけど、それとは別に軽々しい行動を自重しようとする部分もあるのです。 堅忍質直は「何事にも我慢強く堪え忍び、飾り気がなく真っ直ぐ挑んでいくこと」。 軽々しい行動は控えるという点がなく、真っ直ぐに挑んでいくという点...
百戦錬磨は「戦いなどの経験を豊富に積んできたことで、非常に鍛え上げられている状況であること」。 精神面や肉体面が過去のいろいろな経験によって非常に強くなっているケースで使います。 飽経風霜は「厳しい世の中の苦労を多く経験してきたことで、世渡り上手で強かであること」。 経験を積んできたことで、結果的に世渡りができるような...
形名参同は「君主は臣下の議論とその実績とが一致するかをちゃんと調べて、その功績を判断すべきという中国の戦国時代の考え方のこと」。 君主がとるべき考え方について説いた言葉と言えます。 言行一致は「発言と行動に矛盾がないこと、発言した通りに行動すること」。 議論と行動に矛盾がないかで功績を判断すべきという形名参同に近い意味...
極端は「考え方や傾向がどちらか一方に偏ること。」 「偏り」と言い換えると分かりやすい。 両極端は「対峙する正反対の極のこと」。 「正反対」と言い換えると分かりやすい。 「極端」は程度が強すぎることあるいは弱すぎることを言い、どちらかに偏ることを言います。 「両極端」は正反対の極のことを言います。 例えば「北極と南極」「...
払拭は「綺麗に取り去ること」「一掃」と言い換えると分かりやすい。 一掃は「一遍になくすこと」。 「大掃除」と言い換えると分かりやすい。 「払拭」と「一掃」は邪魔なもの、障害となるもの、いらないものなどを一挙に片付けることです。 本来の意味は清掃で「払いぬぐうこと」「掃き清めること」ですが、転じて、邪魔な存在を取り去るこ...