袂を分かつは「今まで一緒だった、行動を共にしていた人たちと別れること」。たまにこういったシーンはありますし、使うことができるチャンスはちゃんとあると言えます。絶縁するは「縁を切ること、関係を断ち切ること」。特定の人と二度と会わない、かかわらないという思いを持っているときに使う言葉です。たまに見聞きするはずです。 「袂を...
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袂に縋るは「相手の同情を引いたうえで、助けを求めていくこと」。この言い方はたまに使用されていますから、どこかで聞いたことがある人はそこそこいるかもしれません。袖に縋るは「相手の同情を引いて助けてもらうこと、憐れみを請うこと」。袂に縋るの意味に結構近くなっているので、同じシーンで使用できる状況でしょう。 「袂に縋る」の意...
寸詰まりは「長さが足りていないこと、横の長さよりも縦の長さの方が短いこと」。あまり見られない表現となっているので、知っている人は少数派であると言えるはずです。寸足らずは「必要な長さとして足りていないこと」。普通よりも程度が劣っているという意味でも使われることがありますから、そういった部分も頭に入れておきましょう。 「寸...
「浮き沈み」は、繁栄と衰退です。英語では「rise and fall」「bob up and down」「vicissitudes」で表されます。 「運命の浮き沈み」は「the ebb and flow of fortune」「the vicissitudes of fortune」です。 「浮き沈みの多い人生だった」...
分刻みは「分単位で区切ること」。多くの場合には、スケジュールなどが分単位で細かく決まっていると言えるケースで使います。つまり、忙しい状況で使用する言葉になるのです。分単位は「1分単位であること」。何かを計算するときに、1分単位で行っていくという意味で使っていく表現になります。例えば、給与の計算時に使われやすいです。 「...
下駄と焼き味噌は「形は似ているものの、実際はまるで異なっていること」。見た目だけ似ているものの、それ以外は似ていないと言えるようなシーンで使っていく言葉です。月とすっぽんは「形は似ているものの、実際は比較にならないほどに違っていること」。意味は下駄と焼き味噌に近くなっている状況です。でも、こちらの方が有名です。 「下駄...
下駄を預けるは「相手に物事における処理の仕方などについて任せること」。このようなシチュエーションは結構ありそうです。しかし、この言い方については知っている人は少ないです。すべてを託すは「ある人にすべてを任せる、頼むこと」。その人にすべてをやってもらいたい、なんとかしてもらいたいときに使う言葉になります。 「下駄を預ける...
二足の草鞋は「関係ない2つの職業、立場などを兼ねていること」。それだけ多才である、複数の物事に長けていると言えるようなシーンで使っていくのです。二刀流は「左右に刀を一本ずつ持って戦う剣術の流派のこと」。本来はこのような意味ですが、実際は異なる物事を一人でこなすといった状況で使われることもあると言えます。 「二足の草鞋」...
草鞋を脱ぐは「旅を終えること、ある場所にやってきて一時的に身を落ち着けること」。日常的にはそんなに使えない言葉でしょう。でも、知っている人はそこそこいるかもしれません。草鞋を穿くは「旅に出ること、罪を犯した者が住む場所を離れること」。草鞋を脱ぐの意味とは異なっている部分があり、そこにおいて区別をしていくことが可能です。...
枕を濡らすは「布団に入っているときに涙を流すこと」。何らかの辛い、悲しい出来事を経験したようなシーンで使っていくことが多い言葉なので、そこは覚えておきましょう。袖を濡らすは「雨などで袖が濡れること、涙を流すこと」。枕を濡らすの意味に近くなっているものの、状況としては完全に同じではないと評価できるでしょう。 「枕を濡らす...