由来・豆知識・雑学・トリビア 「桃源郷」の意味と使い方・由来や例文 桃源郷という言葉は陶淵明という詩人の作品である「桃花源記」という散文作品で使われました。 ある漁師が船で川を漕いでいると桃の花が咲いた場所にたどり着きます。 その場所に住んでいた人々は彼を歓迎し数日間滞在しました。 帰り道に目印をつけておいたものの二度とその場所には誰もたどり着けませんでした。 この漁師が行った場所が「...
由来・豆知識・雑学・トリビア 「光陰矢の如し」の意味と使い方・由来や例文 「月日や時間が過ぎるのは矢のように速い」という意味です。日本でも中国でも古くから用いられてきたことわざですが、いつの時代の出典のものなのかは不明です。時間の流れの速さを感じ、止めることができないことを憂い表現した言葉です。鎌倉時代や江戸時代にも使われていて、古今和歌集では矢のように速いと歌っているものもあります。 「光...
由来・豆知識・雑学・トリビア 「黄昏」の意味と使い方・由来や例文 「夕暮れ」や「物事が終わりに近づき衰えた頃」といった意味があります。語源は人の顔の見分けがつきにくくなる夕暮れ時に、現代では「あれは誰?」という言葉を昔は「誰ぞ彼(たそかれ)」と言っており、夕暮れ時であったことから「黄昏(たそがれ)」と表すようになりました。物事の終わりに近づき衰えた頃という意味は儚く寂しげな印象を与え...
由来・豆知識・雑学・トリビア 「閑古鳥」の意味と使い方・由来や例文 「閑古鳥ってなんの鳥?」「閑古鳥」とは実在する鳥「カッコウ」の別名・別称です。 日本で古くから知られていますが、本来は渡り鳥であり、アフリカとユーラシア大陸で広く生息している鳥です。 日本には5月ごろに訪れます。 日本では主に奥深い山地に生息していますが、寒冷地の場合だと平地にも生息していることがあります。 名前の由来...
由来・豆知識・雑学・トリビア 「カタルシス」の意味と使い方・由来や例文 カタルシスは、「精神の浄化作用」のことを表します。主に、哲学思想の分野で、使われます。他にも、演劇、映画などにも、よく出てきます。さらに、心理学、精神医学、カウンセリングなどでも、登場します。つまり、基本的には、精神的なものについて、表すということです。これは、フロイトという精神科医が、精神療法にこの言葉を使用したこと...
由来・豆知識・雑学・トリビア 「時候の挨拶」の意味と使い方・由来や例文 「時候の挨拶」とは、手紙の書きだしで「拝啓」などという頭語に続いて書く言葉です。「時候」というのは四季折々の気候という意味です。時候の挨拶は1月から12月までそれぞれあり、その月にあった季節や気候を表す言葉になっています。四季が豊かな日本ならではの風習で、うまく手紙に使うとセンスの良い手紙にすることができますよ。 1~...
由来・豆知識・雑学・トリビア 「井の中の蛙大海を知らず」の意味と使い方・由来や例文 広い世界があるのに狭い世界のことしか知らず、知識や見聞が狭くなっていることを指します。この言葉は日本のものではなく、中国で生まれたものです。荘子という中国の思想家の「秋水篇」という作品に書かれていた一文が由来となっています。基本的にはネガティブな言葉として使われることが多くいです。また、日本にこの言葉が入ってきてから追...
由来・豆知識・雑学・トリビア 「知見」の意味と使い方・由来や例文 知識や、見識のことを表します。自分が見たこと、聴いたこと、そして、それから知ったことを「知見」と表現します。どちらかというと、人づてに聞いた話や、情報というよりも、自らが実際に体験したことについて言うことが多いです。「体験した」という点で、知識や、見識と使い分けられます。ただし、その分岐はあいまいで、必ずしもそうである...
由来・豆知識・雑学・トリビア 「大和撫子」の意味と使い方・由来や例文 「カワラナデシコ」と言う植物の別名であり、日本の女性を表現する言葉でもあります。語源はいくつかありますが有力な説は、見た目が小さく可愛いナデシコを子どもに置き換え、撫でるように可愛がっている子から撫子という花の名前がつけられました。さらに、外来種の撫子もあったため日本の撫子であることがわかるように「大和撫子」と呼ぶよう...
由来・豆知識・雑学・トリビア 「茶化す」の意味と使い方・由来や例文 冗談のようにからかうという意味があります。語源は何個かあります。大切な客に対してとりあえずお茶を出せば良いと言う考えから「化」を誤魔化すと言う意味で使い「茶化す」と言われている説や、休憩をするから転じてふざける、はぐらかすと言う意味になり「茶と化す」が茶化すとなった説などがあります。どれが正しいかはハッキリしませんが、...