言葉の違い 「挙国一致」と「一億一心」の違い・意味と使い方・由来や例文 挙国一致は「国全体が心を一つにして、特定の目的を達成するために団結すること」。 戦時中は実際にこの言葉がよく使われていました。 太平洋戦争当時の日本の政府は挙国一致内閣であったのです。 一億一心は「日本国民の全員が心を1つに合わせて、結束する状況のこと」。 国全体というよりは、国民全体という点がポイントです。 でも、挙...
言葉の違い 「糊塗」と「泥縄」の違い・意味と使い方・由来や例文 糊塗は「曖昧な取り繕いをしたり、一時しのぎに奔走すること」。 なんとかしてその場を誤魔化そうとする、取り繕うことに努めるという意味で使っていきます。 やや難しい言葉ですが、たまに見聞きする可能性は高いです。 泥縄は「何らかの出来事が起きてから、慌ててその対策をしようとする状況のこと」。 そういった状況を揶揄するような言...
言葉の違い 「イニシアチブ」と「主導権」の違い・意味と使い方・由来や例文 イニシアチブは「率先してリーダーシップを発揮して物事に当たること。」 「リーダーシップ」と言い換えると分かりやすい。 主導権は「物事を中心となって当たこと」。 「イニシアチブ」と言い換えると分かりやすい。 「イニシアチブ」も「主導権」もリーダーシップを発揮することですが、それが、役目上行なうものかまたは、同列の人の中で...
言葉の違い 「一飲一啄」と「巣林一枝」の違い・意味と使い方・由来や例文 一飲一啄は「鳥は飲んだり、啄むときには毎回ちょっとずつであること、多くを求めないこと」。 どちらかと言えば、後者の意味で使用されやすいです。 今の状況に満足するという意味で使用されます。 巣林一枝は「小さい家であっても満足すること。 分相応の暮らしに満足すること」。 現状に満足するといった意味があるので、一飲一啄と同じ...
言葉の違い 「一敗塗地」と「肝脳塗地」の違い・意味と使い方・由来や例文 一敗塗地は「再び立ち上がることができないほどに酷い負け方をすること」。 これ以上ないほどの大敗と言えるケースで使っていきます。 したがって、滅多に使用する表現ではないのです。 肝脳塗地は「死に方や殺され方が非常にむごたらしいこと」。 こちらは勝負に負けたという話ではなく、死んだと言えるシーンで使う言葉です。 その状況に...
言葉の違い 「風評」と「噂」の違い・意味と使い方・由来や例文 風評は「根拠がなくてもイメージを損なう言葉だけで信じてしまうこと」。 「盲信」と言い換えると分かりやすい。 噂は「人が言うことを鵜呑みにして他人に話すこと」。 「未確認」と言い換えると分かりやすい。 「風評」は、実害はないと分かっていても噂やイメージだけで評価してしまうことで、「風評被害」と言う言葉もあります。 「風評...
言葉の違い 「補填」と「穴埋め」の違い・意味と使い方・由来や例文 補填は「足りないものを充足するのこと」。 「充足」と言い換えると分かりやすい。 穴埋めは「損失や失敗などで欠損したものを補うこと」。 「補填」と言い換えると分かりやすい。 「補填」は単に不足しているものを足すことですが、「穴埋め」はネガテイブな原因のあることで「補填」することになります。 人間関係では「貸し借り」の「穴...
言葉の違い 「見つける」と「発見」の違い・意味と使い方・由来や例文 「見つける」は、さがしているものを見出すことです。 英語では「find out」「discover」「detect」で表されます。 「調査・熟考した結果見出す」という意味の場合「find out」を使います。 「発見する」という意味の場合「discover」です。 「検出する・かぎつける」という意味の場合「detect...
言葉の違い 「一意攻苦」と「一心不乱」の違い・意味と使い方・由来や例文 一意攻苦は「一途に自分の心身を苦しめながら努力すること」。 自分の心身が苦痛を感じることを厭わないで、努力することに集中しているという意味で使っていく言葉です。 一心不乱は「一つの物事だけに集中しているため、他のことを考えたりすることで心が乱れることがないこと」。 1つのことだけに集中できる、優れた集中力を持っていると...
言葉の違い 「一往一来」と「行ったり来たり」の違い・意味と使い方・由来や例文 一往一来は「何かが往復している状況であること」。 要するに往復という言葉で言い換えることができるわけで、そっちの方が有名な表現と言えると思われます。 行ったり来たりは「何かが往復している状況であること」。 要するに、これに関しても往復という言葉で表すことができるので、一往一来と同じ意味の言葉であると言っていいでしょう。...