言葉の違い 「蔑称」と「別称」の違い・意味と使い方・由来や例文 蔑称は「特定の人などを蔑んで呼ぶときに使われる言葉のこと」。 特定の人を揶揄する目的があるときに、特別の呼び方を使う場合がありますけど、それこそが蔑称です。 別称は「特定の人やものの通常とは違う呼び方のこと」。 多くが使っている呼び方とは別の呼び方があったときに、それを蔑称と表現していくことになります。 読み方は蔑称と...
言葉の違い 「勤倹力行」と「勤倹尚武」の違い・意味と使い方・由来や例文 勤倹力行は「仕事に励み、無駄遣いをせずに努力して物事を行うこと」。 一般的な評価で言えば真面目な人間ということで、かなり好印象にみられる可能性が高いと言えるでしょう。 勤倹尚武は「仕事に励み、無駄遣いをしないで武勇を尊ぶこと」。 仕事に励む、無駄遣いをしないという点は勤倹力行と同じですけど、武勇を尊ぶという点は特徴的で...
言葉の違い 「匍匐前進」と「匍匐膝行」の違い・意味と使い方・由来や例文 匍匐前進は「腕や足を使いながら腹ばいで前進すること」。 こういった形で前に進むという状況は日常生活ではまずありえません。 一般人がやること自体がほぼないです。 匍匐膝行は「膝を床につけたまま、腹這いをするようにすり足で移動すること」。 状況としては匍匐前進に近いと言えるでしょう。 でも、匍匐膝行という言い方はややマイナ...
言葉の違い 「千古不磨」と「千古不易」の違い・意味と使い方・由来や例文 千古不磨は「なくなることがないこと、途絶えることなく伝わり続けること」。 こういった意味で使っていきます。 いつまでもなくならないという意味の方がメジャーと言えると思われます。 千古不易は「長年にわたって変わらないこと。 永遠に変わらないこと」。 こちらは状態が変わらないという部分が特徴的であり、そこがポイントになると...
言葉の違い 「変幻自在」と「千変万化」の違い・意味と使い方・由来や例文 変幻自在は「変化したり出没したりすることに関して、思いのままであること」。 いろいろな姿になることができたり、いろいろな場所に現れることができるという意味の言葉です。 千変万化は「変化の仕方が様々であること」。 いろいろな状態に変わっていくため、これといった特定のイメージを持つことができないケースで使っていく言葉と言え...
言葉の違い 「千姿万態」と「千態万状」の違い・意味と使い方・由来や例文 千姿万態は「いろいろな形や姿のこと」。 特定の存在に関して複数の姿を見せるときにも使いますけど、世の中にはそれぞれ違った姿を持つ存在がたくさん確認できるというシーンでも使われます。 千態万状は「いろいろなものにおけるいろいろな状態のこと」。 世の中に存在する多くのものにおけるそれぞれの複数の姿を表す言葉なので、千姿万態...
言葉の違い 「十中八九」と「九分九厘」の違い・意味と使い方・由来や例文 十中八九は「十のうち八か九までの割合のこと、ほとんどと言える状況のこと」。 確率的にかなり高い状況を表す言葉と言えます。 ほとんど全部、毎回といった意味で使用されるのです。 九分九厘は「ほとんど全部であること」。 端的に言えば99%という言い方ができるため、ほとんど全部であり、割合的にはかなり高い状況と評価できると言え...
言葉の違い 「当用漢字」と「常用漢字」の違い・意味と使い方・由来や例文 常用漢字は「使用頻度が高い常識的な漢字を国が制定したもののこと。」 「常識的漢字」と言い換えると分かりやすい。 当用漢字は「常用漢字を改訂したもののこと」。 「改訂版」と言い換えると分かりやすい。 「当用漢字」はそれまで統一性が無かった漢字の使用を国が一定基準で定めたものです。 「常用漢字」は時代に合わせて追加した漢字...
言葉の違い 「月初め」と「初旬」と「上旬」の違い・意味と使い方・由来や例文 「月初め」は、月の初めのことです。 英語では「the beginning of the month」で表されます。 「初旬」は、月の初めの10日間です。 英語では「上旬」と同様に表されます。 「上旬」は、月の1日から10日までのことです。 英語では「the first ten days」で表されます。 「3月上旬に」は...
言葉の違い 「滄海一粟」と「九牛一毛」の違い・意味と使い方・由来や例文 滄海一粟は「広大な宇宙に比べると人間の存在は非常に小さく、その一生などは儚いと言えること」。 人間という存在が非常にちっぽけで些細であるという意味の言葉です。 比較対象によってはそのように思える面もあるのです。 九牛一毛は「多くの中の極めてわずかな部分や些細な存在のこと」。 つまり、本来は気にすべきではない存在に対して...