言葉の違い

総湯は「温泉地において、共同で使う浴場のこと」。基本的にはその地域のコミュニティとしての側面があり、いろいろな人たちと交流する場のような意味合いもあるのです。共同浴場は「温泉地に存在しており、地元の人たちが管理している温泉を使った浴場のこと」。基本的には地元の人たちが共同で利用しているような状況であると言えます。 「総...

外湯は「宿泊施設を伴わない公衆浴場、日帰りで利用できる入浴施設のこと」。主に温泉街に存在していることが多いです。あまりメジャーな表現ではないかもしれません。外風呂は「建物の外にある風呂のこと、個人の家以外の場所にある風呂のこと」。露天風呂や銭湯などに対して使っていくことができると言えるでしょう。こちらもマイナーです。 ...

長湯は「長い時間風呂に入っている状況のこと」。具体的な時間における基準はないものの、長いと感じられるケースで使っていく言葉になると言えるでしょう。長風呂は「風呂に長い時間入っていること」。長湯と同じような意味となっており、同じ場面で使っていくことができます。長風呂の方が知名度はやや高いと言える可能性があります。 「長湯...

朝湯は「朝の時間帯に入浴すること」。こういったタイミングでお風呂に入るときに使いますが、あまり使われない言い方になるのではないかと思われます。朝風呂は「朝に入る風呂のこと」。そういう時間帯に入る風呂なので、朝湯と意味は変わりません。使用頻度もそんなに大きな違いはないと思われるので、そこも頭に入れておきましょう。 「朝湯...

腰湯は「腰から下の部分だけを湯に浸からせている状態のこと」。そういう入浴方法に対して使っていく言葉になります。あまりメジャーな言い方ではないでしょう。座浴は「腰から下だけを洗う入浴方法のこと」。上半身に関しては衣服を着たままというケースもありますし、そこは大きなポイントになってくると評価できるでしょう。 「腰湯」の意味...

内湯は「旅館などの中に存在している温泉のこと」。温泉があるような旅館、宿泊施設であればこういった言葉を使っていくことができます。そこは覚えておくといいでしょう。内風呂は「建物内にある風呂のこと」。基本的には普通の家庭に存在している風呂という意味で使っていくので、そこはしっかりと理解しておいた方がいいです。 「内湯」の意...

温泉郷は「温泉が一定の範囲内にいくつか集まっている地域のこと」。そういった意味で使いますから、実際に使うことができる機会はそこまで多くはないと思われます。温泉街は「温泉に付随して、宿泊施設や飲食店、土産物店などが揃っているエリアのこと」。こういった言葉が使える場所はそれなりに多く見られると言えるでしょう。 「温泉郷」の...

半睡は「半分起きていて、半分寝ている状況のこと」。つまり、意識はあるものの、はっきりしていないような状態において使っていく言葉になると言えるでしょう。転寝は「なんとなく寝てしまうこと」。何かをしているときに寝てしまうという意味もあります。寝る意思がないときに寝てしまうケースで使う言葉になると言えるでしょう。 「半睡」の...

困睡は「疲れて寝ること」。疲れたから寝るという言い方もできるでしょう。このような状況はよくあるものの、言葉の知名度はあまり高くないと評価できます。困憊は「困ったうえで疲れ果てること」。何らかの状況において困っており、さらに疲れを感じているケースで使う言葉です。疲労困憊という言い方が有名であると評価できます。 「困睡」の...

瞠視は「目を見張ったうえで、見つめること」。特定の対象となるものを見つめるシーンで使っていく言葉になりますから、使うことができる機会はそこそこありそうです。瞠目は「驚く、感心するなどで目を見張ること」。瞠視の意味に似ている部分はあります。でも、一般的には瞠目の方が使われやすい言い方になるので、そこは覚えておきましょう。...